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【展示レポート】『Harajuku Craft Fair』 part3


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Harajuku Craft Fair

会期:2021.7.4(日)〜2021.7.10(土)1週間
会場:DESIGN FESTA GALLERY EAST 101
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長く愛情を持って使い続けられるものが心を豊かにしてくれるということを、もっと多くの人に知ってもらいたいーー。そんな想いから始まった『はらじゅくクラフトフェア』が『Harajuku Craft Fair』として4年ぶりに帰ってきます!

私たちの暮らしの身近にあるものが、クリック一つでなんでも手に入る時代。
今や100円ショップですら、安価で「そこそこ」質のいいものが並んでいますよね。

でもそんな時代だからこそ、作家の手仕事によって作られた逸品は、私たちの生活を彩りあるものに、心を豊かにしてくれます。初めて手にしたときの思い出やモノに込められた想いがふと蘇っったときに感じる温かな気持ちは、きっと私たちの暮らしに潤いをもたらしてくれることでしょう。

この度デザインフェスタギャラリー原宿では、手作りの品々が集まる企画展『Harajuku Craft Fair』を開催します。

こちらのブログ記事では 『Harajuku Craft Fair』 に出展される作家15組中5組の展示レポートをご紹介します。

[N]:アトリエアリニャン
[Q]:yamada kana
[R]:カタチ
[S]:たかのしず絵
[U]:陶花

[N]アトリエアリニャン



DFGで初出展のビーズアート刺繍作家のアトリエアリニャンさん。
カラフルな色合いとハッピーな空気感を感じます。

身につけていると会話の糸口になるような楽しく明るい気持ちになるという想いを込めて、ひと刺しひと刺し、丁寧に仕上げられたアクセサリー作品の数々。



オートクチュール刺繍、リュネビル刺繍という技法を用いたという。
ピアスやブローチ、ネックレスなど普遍的なデザインが多く見られて、
立体作品としてじっくり凝視したくなるほど、どの作品も繊細的で美しい。作品への愛情がたっぷり伝わってきます。



[Q]yamada kana『gallery : ヤッホー!』


保育士として働きながら仕事の傍ら、好きな絵を描いているyamadaさん。
アクリルと油絵の具を用いて、生活の身近なモノから好きな動物まで幅広く制作されています。
ブース内に程よい小さめのサイズの原画作品が多数並んでいて、北欧のどこかの部屋の一隅を感じさせてくれる、優しい空間が演出されています。


無造作な筆跡で塗り重ねたり、色を混ぜたり、
絶妙なバランスでデフォルメされた動物たちの姿に目を留めます。


俯瞰で捉えた食卓の画面はとても可愛らしく癒やされました。
日常の中の些細な出来事を記録する絵本日記のようにも見えてきます。



[R]カタチ 『カタチ ca-002 シリーズ』



デザイン・設計・型紙・縫製を全て手がけるバックパックブランド「CATAC」(カタチ)さんによるca-002 シリーズのリュックサックが展示販売されています。

荷物の出し入れのし易さという機能性を重視したり、洋服に合わせやすいシンプルなデザイン、男女とも使いやすいアイテムではないでしょうか。



一見シンプルな形ですが、PC用収納ポケットと小物入れ用ポケットなどもびっくりするぐらい収納スペースが多く、普段街ではもちろん、ちょっとした旅行にもピッタリな大きさです!

快適にリュックを背負う人々の姿は、もうひとつの「かたち」として見えてくるのではないでしょうか。



[S]たかのしず絵


浦和で陶芸を始めて20余年を経ち、現在は陶芸教室講師をされながら、
お家で好きなモチーフの静彩窯作品を制作されているそう。

今回企画展に出展して頂いた作品たちは、夏らしい青い作品が多く見られます。


リンリンリン、涼しげな音色が心地良く、夏を感じる手作り風鈴はとても可愛い!
部屋の中に飾っていると日々の暮らしはちょっとした非日常を楽しめる気持ちにもなります。


動物たちの可愛らしい姿をモチーフにした器、
子供の頃に学校の給食時間を思い出させてくれる仕切りプレート、
手作りならではの温もりがあり、懐かしく優しい空気感を感じさせてくれます。


[U]陶花


武蔵野美術大学陶磁専攻を卒業した、
スリップウェアをメインに制作する荒井彩乃さんと
いっちんをメインに制作するえとうみさちさん。

企画展に共同出展となる今回は、花をモチーフにしたアクセサリーや器作品が多く並んでいます。



荒井さんが手掛けるスリップウェア作品の数々。
細かく描かれた繊細な花模様がとても印象的。
落ち着いた色合いで仕上げられた豆皿はレトロな空気感が漂います。
食器としても小物入れとしても、インテリアとして飾ってもピッタリ!

陶芸ならではの優しい花模様の指輪とピアスは優雅な気持ちにさせてくれます。


えとうみさちさんによるいっちん陶器のブローチたち。
まるでキャンバスの上にさりげなく描いたお花のような、お洒落で非日常的な時間を過ごした気持ちになります。


ピアスから豆皿まで、全て一つひとつ手描きで、盛り上がった模様はとても繊細。
日々の生活に取り入れたい、優しい作品ばかりですのでお見逃しなく!

荒井彩乃

えとうみさち


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会場風景】




身につけるものから飾りものまで、日々の暮らしを豊かにしてくれるアイテムがもの沢山で見応えたっぷりな一週間です!
ご来場をおまちしております。
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【展示レポート】『Harajuku Craft Fair』 part1 はコチラ

【展示レポート】『Harajuku Craft Fair』 part2 はコチラ

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