『切り絵作家斉藤洋樹5周年記念個展【足跡】』
切り絵作家 斉藤洋樹
2020.2.28 - 2020.3.1
space : WEST 1-D
切り絵作家 斉藤洋樹さんによる活動5周年を記念する個展がデザインフェスタギャラリーで開催中!
最新作を含むこれまでの作品がぎゅっと詰まった展示会は、斉藤さんの切り絵作品の魅力と驚きの表現に溢れています。本ブログでは展示風景の一部ご紹介します!
切り絵作家の斉藤洋樹さんは、ギャラリーでの過去のグループ展や展示会でご存知の方も多いはず!
最近テレビ番組からの作品の取材もあったということで、現在精力的に活動されている作家さんです!
そんな斉藤洋樹さんの自身の活動の節目として企画された本展示会。
展示会場には過去から現在に至るまでの作品がずらりと展示されていて、
これまでの制作をまとめて観ることのできる充実の内容となっています!
2019年12月で作家活動5周年を迎え日頃応援してくださる皆様へ感謝の気持ちを込めて5周年記念個展を開催する事になりました。
5年間の作歌活動で制作した作品やアマチュア時代の作品、展示会未公開の作品含め50点ほど展示します。
(展示コンセプトより)
(展示コンセプトより)
切り絵作品の魅力の一つといえる細やかな切り技術。
斉藤さんのこちらの作品では、羽の一本一本が表現され、黒い一枚の紙から
陰影を備えた驚くべきリアルな描写が生み出されています。
『君と蒼と。』
A3 / 濃黒切り絵用紙極、カラーセロファン、LEDライト
展示作品のなかから、新作のこちらの作品。
深くも瑞々しい青が観る人の心を捕らえます。
作品の背後に設置されたライトが色彩をより一層鮮やかに輝かせています。
どこまでも細やかな描写が目を見張る作品の表情。
異なる色のフィルムを重ねて切り描くことを繰り返すことで生み出された表現は、
想像するだけで気が遠くなるような道のり。
制作期間は延べ4ヶ月にも渡ったのだそう。
描きこまれた深い森の風景には生命の息吹が溢れていました。
重なり絡まるような電線。
複雑なモチーフへの挑戦も斉藤さんの切り絵作品の魅力と言えそうです。
生物から建造物、幾何学模様、
光と陰、
目前の対象から壮大な遠景へ、
自在に表現される斉藤さんの作品群は、
観る人に切り絵表現の新たな発見と感動を与えてくれそうです。
切り絵作家 斉藤洋樹さんによる個展
『切り絵作家斉藤洋樹5周年記念個展【足跡】』は、
3/1までの開催となっています。
ぜひご注目ください!
切り絵作家 斉藤洋樹
生年月日 1993年4月1日生まれ
長野県長野市在住
高校2年の時に当時お世話になっていた先生の勧めで切り絵の授業を受ける。
その授業がきっかけで切り絵の虜になり学業の傍趣味として制作を続ける。
20歳の頃作品を見た周りの人たちが口を揃えて「プロの作家にならないのか?」と言ってきた。
その言葉たちがきっかけでプロの切り絵作家を目指す。
そして2014年公募展での上位賞受賞がきっかけで切り絵作家としての活動をスタートさせる。
主な活動・出展歴
長野灯明まつりゆめ灯り絵展
デザインフェスタ
グループ展 ほうき星
ちいさな星空文化祭
切り絵作家斉藤洋樹初個展「星の降る街」
4人展「結-YOU&I-」
濃黒切り絵展
ゆめごこち遊星展
宙フェス
八百万之紙&切藝展・参
切り博
グループ展 WILLMAKERS 僕らの世界展#3
その他多数