Kho-K (Kaho Katayama)
『Be Healthy with Physical and Mental #2』
2020.1.22 - 2020.1.26
[WEST 1-C]
悪性リンパ腫や双極性障害になったことがきっかけで、「心身の健康」をテーマにした作品を描き始めるKho-Kさん。
2017年から作家活動を始めてから今回は二回目の個展を迎えることに。
健康的な体を作りましょう!健康になりましょう!
そんな想いを込めたパワフルな展示空間です。
前回の展示様子はこちら。
2017年に描いた心臓をモチーフにしたシリーズ「Pray For Heart」。
常に動き続ける、命を支えてくれてる心臓に感謝の気持ちが込められています。
リアルテイストの心臓にポップで明るい背景と手は強いインパクトを感じます。
ドクンドクンの音が聞こえるかのよう。
こちらは「生命観」から展開された手をモチーフした新作。
繋いでいる手は力強く、暖かく感じます。
どちらが亡くなった人の手でしょうか。どちらが生きている人の手でしょうか。
見る側によって、それぞれ違う感情が生まれるかもしれません。
人間の大事器官の一つの「第二頚椎」、
のどの中間にある甲状軟骨の突起という「喉仏」をモチーフにした立体作品シリーズ。
合掌する仏様のように見えるところから生まれたのだそうです。
普段はあんまり気づかない器官をKho-Kさんの世界観から覗いてみると、
馴染みやすく、明るいイメージが強く印象に残ります。
「半分燃えてしまった母の喉仏」
「花の色に染まって美しかった祖母の喉仏」
家族への想いを込めた温もりのある絵画作品。
優しい声のイメージが伝わってきます。
内臓や器官をモチーフにしたミニ原画は多数展示販売されています。
ビビットトーンの色遣いとシンプルかつ繊細な形で表現されていて、
見ていると人間の体により深く興味を持つようになります。
物販コーナーにはポストカード、クリアファイル、トートバッグなど、
お気に入りの心臓人間さんを見つけましたらお気軽にお持ち帰りができます^^
会期中に作家さんも在廊されていますので、
ぜひお気軽にお声がけください。
-出展者-
Kho-K (Kaho Katayama)
悪性リンパ腫や双極性障害になったことがきっかけで、
「心身の健康」をテーマに作家活動を開始。
わたし自身の経験と家族の死をベースに、
「心身の健康」と「死生観」をテーマに描いた作品を展示。
https://behealthy-witharts.com/
【展示スペース:WEST 1-C】
staff jessie