ヒナミス 『はつゆきのふる日』
2019.12.26-2019.12.29
[WEST 1-B]
ヒナミスさんが主催を務められ、初の開催となるグループ展が開催中です。
展示タイトルに込められた『はつゆきのふゆ日』。
7名それぞれの冬の景色を是非ご堪能くださいませ。
一部にはなりますが展示風景をご紹介いたします。
DFGではお馴染み、そよ風さんの作品群。雪景色の中に、ほっこりあたたかい、家庭の風景が柔らかく描かれています。
その風景からは願いであったり祈りのような、母性さえも感じられるよう。
寒々しい冬に、心にひとつの灯火が灯ります。
ゆゆちかさんの作品の中には、12色相環のカラーで彩られた少女たちの画が。
「純真と汚染のセーラー服」である彼女たちは、きっと何色にも染まり、何色にも変化ができる孤高の存在。
ティーンエイジの無垢さと毒々しさを謳っているようにも感じられる作品です。
ゆみえさんの作品は1枚の絵から様々なストーリーを彷彿とさせます。
あっ!マフラーが…女性から目線を外すと、毛糸の先には猫ちゃんや小人たち。
クリスマスに起こったお茶目でファンタジックな世界観を楽しむことができます。
そして今回の主催であるヒナミスさんの作品は、少しダークな世界観。
純真無垢に微笑む少女たちからは血が出ていたり、首に痕がついていたり。
ほんのり背筋がひやっとする印象からは、その純粋性の危うさすら感じられます。
本展は12/29(日)まで。
明るくもちょっぴり切ない、そんな7名それぞれの冬をじっくり味わってみてはいかがでしょうか。
参加作家
ヒナミスゆゆちか
そよ風
陸理
ゆみえ
ルティーナ
春風月葉
<スペース詳細はこちら>
[WEST 1-B]
staff kome