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渡辺 孝夫 『第4回「なラクガキ」展』


『第4回「なラクガキ」展』
渡辺 孝夫
2019.10.9 - 2019.10.14
[WEST1-D]

今年もこの場所にやってきた。DFGの年一名物になりつつある渡辺孝夫さんの『「なラクガキ」展』が開催中です。
落書きというにはあまりにも緻密で完成度の高いイラストの数々。1000枚以上の作品で埋め尽くされる部屋は圧巻の光景です。こちらのブログでは会場の様子をほんの少しご紹介いたします。






今回のメインテーマは”天空の廃墟”。そこは人の気配のない文明の形跡が残る天空に存在する廃墟群。その地に降り立った一人の謎の青年とそこに住まう生命体の物語が何枚もの紙に紡がれています。





会場内を埋め尽くす作品の数は1000枚以上!1日1枚〜2枚のペースで描いているというのだから驚き。



渡辺さんの作品鑑賞に欠かせない道具がこちらのルーペ!会場内に設置されていますので鑑賞する際はぜひルーペで覗きながらじっくり隅々までご覧ください。



この落書きで使用している三種の神器も今回特別公開されています。こ、これが神の装備....!その装備で大丈夫か!神だから問題ない。左から、筆ペン・シャーペン・ボールペンです。
この三種の神器を揃えるに至った理由が『第1回「なラクガキ」展』なんだそう。初の展示では全てシャープペンシルで描いた作品を展示していたのですが、敷き詰めた時に見辛いな...と思ったことがきっかけ。そこから落書きに適した様々な画材を試した結果、どこにでもある筆ペン・シャーペン・ボールペンとなったそう。
ちなみにボールペンは百均のものを使用しているそうです。
「安いペンだからこそ、いい感じにインクが掠れて濃淡が出やすいんですよ」と話してくださいました。

こちらがシャープペンシル。私の持ってるシャープペンと違う....。


こちらがボールペン。私の持ってるボールペンとr
ちなみにペン先0.5でこの緻密さというのだから驚き。


こちらが筆ペン。線に緩急がつくことでグッと深みが増しますね。
モノクロと線だけでも画材一つで作品の雰囲気に大きな変化が生まれます。見比べるとより鑑賞が楽しくなりますよ。

普段はゲーム開発の仕事をしている渡辺さん。仕事では効率性からデジタルで制作しています。「やっぱりアナログで描くことが好きなんです、自分の世界に入り込んで描き込むことが楽しいんです」とリラックスした様子で話してくださいました。

展示の回を追うごとに魅せる工夫や仕掛けも進化している『「なラクガキ」展』。
5回目の展示では床や天井も作品で埋め尽くされていそうです 。
ただ当館で実施するかは神のみぞシル...ということで。

ぜひ実物を見にいらしてください。会期は14日まで。

作家紹介:
渡辺 孝夫 
ファンタジーとボルダリングが好きなDeNA所属のデザイナー
Tw:https://twitter.com/takao_watanabe

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staff minako