『架空の・・展』
Who-What Entropy
2019.9.14 - 2019.9.16
WEST 2-A
「架空」をテーマとしてアートクリエイター集団メンバー9名(10名)の作品を展示する展示が開催中!
さまざまな角度から架空世界に迫る作品たちをお見逃しなく!
今年で3回目を迎えた「Who-What Entropy」による展示会の様子をレポートします!
まずは、「Who-What Entropy」とは?
2016年から活動をはじめたアートクリエイター集団。誰と(who)、何が(what)、乱雑に(entropy)混ざりあうのか?熱のこもった作品をお楽しみください。
年一度の展示を目標に、照明・イラスト・絵画・陶芸・映像・服飾など、さまざまな幅広いジャンルの作品を、毎回テーマに沿って制作し、活動しています。
ちなみに今回の展示会のテーマ「架空」はメンバーで出し合ったテーマからくじ引きで決めたんだとか!
展示スペースでまず目を引く立体作品。
雲が浮いている...!そして光っている!
こちらは「雲を飼う」という架空の体験ができる作品となっています。
スタッフもさっそく雲をつれて散歩してみました。
すごい...雲を連れて散歩できる日が来るなんて...!
こちらフォトスポットでもありますので、ご来場の際はぜひ記念に写真を撮ってみてください!
映像作品はレイヤーに映写されたさまざまな景色を背景に架空のバンジージャンプを表現した作品。
ジャンプするのは作家さん自身や身近な人たちから知らない人まで!
こちらは部屋に登場した妖怪たち。
独特のポージングは、作家さんのルームメイトの「クセ」を観察して抽出したもの。
「考えごとをする時に肘の肉をひっぱりがち」
思い当たる方も多いかも...?!
壁面から飛び出るかのようなインパクト溢れる顔面たち。
こちらは今回の展示に向けて作品制作を進めていた作家さんが実体験した「壁にぶちあたる」を表現したものなんだとか!
「どんな赤ちゃんが生まれて来るだろう」
新しい家族が増えるとき誰しもが経験するひととき。
「誕生」という観点からみれば、誕生するまでは架空の域といえるのかもしれません。
架空映画をテーマに制作されたポスターや衣装、グッズはどこまでもリアルに迫った作品と言えるでしょう。
「架空に本気で迫る」ってとってもかっこいい!
クリアケースに収められた絵画はじっくりご覧ください。
さまざまなタッチがやさしく重ねられた繊細な世界が広がります。
絵画とケースのゆるやかな傾きが独特の浮遊感を生み出し、
架空の世界へと観るものを誘います。
どでかいネコ!
「架空」であることを前提に表現された世界は、
わたしたちを少し不思議な気持ちにさせてくれます。
ちなみに作家さんは最近ネコを飼い始めたとのことで、
猫への作家さんの大きな愛情に溢れた視線が作品に投影されたのかもしれませんね。
さまざまな「架空」の作品があつまったWho-What Entropy 『架空の・・展』は9/16までの開催。ぜひ足をお運びください。
>>>展示スペースの詳細はこちらから
staff shimada