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チロリズム 『チロリズム展 vol.11 「十余り一」』



チロリズム 
『チロリズム展 vol.11 「十余り一」』
2019.7.22 - 2019.7.28
[WEST1-C]

年に一度開催している、オークボアツコさんとササキ真志帆さんによる二人展。
シンプルでゆるい、だけどユーモアのある作品が壁一面に並びます。
WEST1-Cにて開催中







こちらはオークボさんの作品。
日常の一部を切り取ったかのようなわかりやすい挿絵のようなイラストです。
なんだろう、と興味を引くモチーフも数多くあり面白いと感じました。



こちらは「いちぬけた」と題された作品。
満員電車モチーフの作品は暗い気持ちになるようなネガティブな作品が多いように感じます。
ですが、この作品はちょっぴりクスッと笑ってしまいます。
満員電車から降りた時の、この爽快感とか優越感。感じたことがある方も多いのでは??



こちらはシンプルなイラストが描かれた豆皿。

ちょこん、としたフォルムとイラストがかわいい!!
なんだかお酒が飲みたくなってくるような、仕事終わりなどなんともない日に日常使いしたいですね。




続いては、ササキ真志帆さんの作品。
こちらは猫モチーフのイラスト。
手前から、モナリザ、夏目漱石、ザビエルをイメージして描かれているそうです。
ゆるくてかわいい、なんともいえない猫の表情が素敵です。


こちらは色遣いがシンプル、寂しい印象も受けますがシュールな女性がユニークな作品です。
何色も重ねて描かれている、ササキさんにしか出せない表現、奥が深くとても綺麗だと感じました。


こちらは正面からでなく側面からも楽しめる作品。
キャンバスの側面にいるうさぎ、階段を登って正面にでてくるんです。
横からみることでより楽しめる、シンプルですが凝っていて工夫がされていますよね。
平面作品ですが、平面じゃない、ある意味立体作品のようにも感じます。


二人展ですが、お互いの作風がマッチしていて何も違和感のない空間。
まるでカフェにいるかのように落ち着きます。
シュールでゆるい、みているとほっこりとする展示でした。

本展示はWEST1-Cにて7.28(日)まで開催中です。
みなさま、ぜひお越しください。




>>>スペース詳細はこちらstaff Azusa