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なつの 『誰も知らない音』


なつの 『誰も知らない音』

2019.4.7 -  2019.4.13

[WEST 1-F]

物・音楽・バレエなど、様々な対象から着想を得て自分なりの表現を模索し続けているというなつのさんの今回のテーマは「音」。
音と言ってもこれまた様々な音がある中で、今回は『誰も知らない音』に関する作品の展示会です。


華やかでありながらもどこか暗いイメージが共存する独特な雰囲気の作品が多数展示されております。
その中からいくつかの作品を紹介致します。






































『音楽の奴隷』ステージから投げられた旋律に熱狂

音楽の奴隷というなかなか面白いタイトルです。
あちこちから伸びている無数の腕が花として描かれた音を掴み取ろうとしてる様子はまさに熱狂的。
たしかに音楽の虜になってしまった人たちを表すにはある意味最適な表現かもしれません。



『年輪の音』年輪が隠し持つ誰も知らない音

木の年輪はつまり木の歴史とも言えるでしょう。
年輪そのものは単なる円形の模様にすぎませんが、その年輪を重ねて来たことで私たちが知らない、見たことのない華やかな無数の歴史もまた重ねられて来たのではないでしょうか。
年輪が露わになるとは、すなわち寿命が尽きたということ。
それでもその年輪は誰にも知られてない鮮やかで華やかな記憶を持っている。
目に見えているものだけが華やかではない、聞こえてくる音だけが音ではないという風に解釈すると、なかなかポエミーで素敵な作品です。





































『人を飲み込む音』捕食されると熱狂的なファンが出来上がります

飲み込まれたと言っていいほどのめり込んだのであればそれはもう熱狂的なファンと言っても過言ではありません。
作品の中、飲み込まれた二人が抱き合っているのは熱狂的なファン同士のコミュニティといったところでしょうか。
音楽という音の調和が人にも和をもたらす、これもまた音が隠し持つ力と言えるでしょう。




































『隣人』なんだか微妙な距離感

隣人×音という組み合わせに、「揉めごとか!?」と考えてしまった自分を問い詰めたくなります。
キャプションにも書かれてる通り微妙な距離感になるというか、微妙な距離感が必要というか・・・
作品の中の二人のこの微妙な距離感・バランスとドロっと、垂れゆく線の描写が全てを表していて納得してしまうような、絶妙な作品に仕上がってます。


いくつかの作品をご紹介致しましたが、他にも素敵な作品が展示されています。
展示のポストカードも販売されております。

本展は4/13(土)まで。


Twitter : @nanana_tsu
Instagram : Instagram.com/natsuno_95

[使用スペース 1-F]

STAFF KIM