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リオ・スズキ 『うつくしい毒と夢の跡』



リオ・スズキ 『うつくしい毒と夢の跡』
2018.12.22 - 2018.12.24
[WEST 2-D]

「うつくしい毒と夢の跡」。
そこに写るのは、儚く神秘的な印象のある少女たち。
リオ・スズキさんがメイクとディレクションを担当されたこの写真が本展のメインビジュアルとして空間を演出します。
5名の「カワイイ」が存分に詰め込まれた空間を是非ご堪能あれ。





メイクとアートディレクションをメインに写真作品を発表されているリオさん。
『かわいい毒』というコンセプトを世に広げるべく、様々な角度から写真作品を展開されています。
写っているものは、薔薇や鼻血、蜘蛛の巣のようなもの。
パブリックイメージから連想される「毒」とはどこか違う、やんちゃに潜む少しのグロさや暴力性が、不思議と明るいイメージを連想させます。



こちらは九條かえでさんと、ririさんのコラボレーション作品。
線画を九條さん。着色をririさんが担当されています。
九條さんの描く、少しアンニュイで儚い人物像を、華やかで目を惹く配色の使い手ririさんの細密な描画が染め上げ、独特の美しい世界観を放ちます。
なんとこの二人、今日初めて顔を合わせたのだとか!



杜野菫さんの作品。九條さんの妹さんだそう!
モノクロで描かれた大胆なグラフィックと細密画に、時間を忘れて見入ってしまいます。



こちらはEmilyさんの作品。
写真の上からペンでイラストが描かれています。
額にも描画されており、世界観が拡大しているよう。



SNSで知り合ったという皆さん。
「SNSやインターネットだからこそ、それぞれがどんな物に興味を持っていて、何を作っているのかわかりやすい。
それを見て、共感を覚えて繋がることができるのは自分たちにとって自然。」
目に見えない糸の繋がりによって実現した本展は、ジャンルや手法も様々ながら、どこか根底で繋がっているような、そんな印象も受けました。

秘密の花園を覗くように、五人五色が彩る空間に、是非足を運んで見てください。
展示は12/24(月)まで。

<スペース詳細はこちら>


DFstaff kome