Peso Visual
『Bodega 27』
2018.9.14 - 2018.9.17
space : WEST 2-E
イギリスから来たNate(ネイト)さんによる初個展が開催されています。
ここ2年間で訪れた5カ国、7つの街々の様々な風景がギュギュッと詰めこまれた展示空間へ、足を運んでみませんか。
「Peso Visual」はNateさんがフォトグラファーとして活動されている時に使うアーティスト名。
日本で初個展となる今回の展示は、旅や実際に生活をして肌で感じた街の写真作品のほか、グラフィックデザイナーのご友人の協力の元に完成したエッセイ集「A PESOLIFE」も初公開されています。中に掲載されている写真は全てNateさん自身が訪ねた場所、そして出会ってきた人々。
PESOは通貨単位のひとつですが、Nateさんが考えるPESOLIFEとは、お金に支配される人生ではなく、自らが好きなことを経験し、時に失敗することもあるがそれにこそ価値がある。自分の意志で経験することには喜んでお金を払う。それはお金に支配されない生き方なのかもしれない。
こちらはLong Beachでバケーション中に撮影された作品。
夕日が好きなNateさんは、どこへ行っても、夕日を眺めながらシャッターを押してしまうらしい。
こちらはNateさんが一番好きな写真。
ロンドンのお姉さんの家の屋上から捉えた、解放感のある街と、空。
「この写真は地味だけど、見ていると家の暖かさを思い出すんだ。」と語ってくれたNateさん。
彼にとっては貴重な瞬間、ほかの写真ももしかしたら色々なストーリーが込められているのかもしれない。
ポストカード販売コーナーでは日本での街の風景も観られる。
なんと名古屋で8ヶ月間、英語教師をされた経験もあるのだとか。
その間、日本の好きな風景をたくさん撮影し、食べ物はたこ焼きが一番の好物になったのだそう。
愛用のカメラをかまえて、展示初日、設営完了の記念に一枚パシャり!
「次は日本語のキャプションを用意するんだ。」日本では初めての展示となるため、試行錯誤を繰り返しながら懸命に取り組んでいる姿は、なんだか自然と応援したい気持ちに。
展示は9/17(月)まで。
是非、Nateさんの視点で捉えた街とポートレートの雰囲気を感じてもらいたい。
-Artist Profile-
Nathaniel Telemaque. 26. London, U.K.
An entirely self-taught Photographer, Author and explorer of the world. His visual focus lays in Street & Cityscape photography, capturing mundane, serene and humble moments in various locales. Inspired by different city lifestyles, his visual aesthetic is one characterised by social documentation and curious exploration.
“Boedega 27”
A minimalist visual exploration of 7 different locales; London, Amsterdam, Tokyo, Los Angeles, Palm Desert, Las Vegas & Havana. Nathaniel is an individual of great idealism. He uses his camera as a tool to capture mundane yet surreal contemporary visuals. Visuals that inspire reflection and aspiration. Visuals that allow the viewer to be whisked away on a journey.
Cityscape Photography. Street Photography.
https://cargocollective.com/Pesovisual
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staff jessie