TaKu‘,n『little room』
2018.6.1 - 2018.6.7
[WEST 1-C]
TaKu‘,nさん初の個展となる『little room』がWEST 1-Cにて開催中。
音楽が制作の後押しとなった絵画作品たちはギラギラとした色使いやコラージュ技法などが相まって
画面が生き生きと動いているようにさえ感じられます。生気を帯びた作品たちの饗宴をどうぞお楽しみください。
スペース内にはびっしりとTaKu‘,nさんが制作した絵画作品がディスプレイされています。
原色に近い色が生々しい筆致によって暗めの背景に置かれており、そのギラギラとした色使いと相まって画面が動いているように感じられるほど。生気を帯びた作品たちの饗宴を前にしてたくさんのエネルギーがもらえそうです。
TaKu‘,nさんが絵を描く行為を始めたのはちょうど一年前の6/1、ご友人の影響から。
ある日ご友人の家を訪れたとき、ご友人お二人が同じキャンバスに向かって共作しているところに出くわしたそう。音楽活動をしていたTaKu‘,nさんは始めのうちは共作している最中のお二人の後ろでギターを弾きながら作品作りの様子を伺っていたそうなのですが、描いているお二人から三人で共作しようという強い誘いを断りきれず、絵の描き方なども全く分からないまま参加することで絵を描く世界に足を踏み入れたのだそう。
強引な誘いも今ではとても感謝しているとのこと。
ギラギラとした色使いや動きのある様々なモチーフ、また人物の顔などはご自身の感情が昂ぶった状態で描かれ浮かび上がってきたもの。そのような絵の制作を後押ししているのは制作中ほぼ聴いているという音楽の存在があります。お好きな曲をお伺いすると、ビートの強い楽曲、中でもラップやテクノ、クリープハイプ、ゲスの極み乙女...といったアーティストの名前が上がります。
使っている画材は様々。アクリルやクレヨン、コラージュ等々...。画材や表現技法に強いこだわりはなく、自分の中にある感情をいかに忠実に吐き出すことができるかがTaKu‘,nさんにとっての真実。
それでも作品を見てくれた人にはエキサイティングな気持ちになってほしいという気持ちがあったり、どこか命を作っているような感覚もあるという作品は、部屋に飾られたときに"イヤ"なものは描きたくないという拘りがあります。
今後はより大きな絵に挑戦していきたいとのこと。
展示を経てどのような作品が生まれていくのか、これから楽しみですね。
スペース内にはご自身の作品をプリントしたTシャツの販売もありますので、
お気に入りの一枚を見つけてみてください。
展示は6/7(Thu.)までとなります。
ご来館お待ちしております。
-出展者-
<TaKu‘,n>
視覚芸術家
Instagram:@chilloutmoon
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