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oranGe、そらい、渋々、さかき、odo『シンマイ展』2018.4.20 - 2018.4.22

『シンマイ展』
oranGe、そらい、渋々、さかき、odo
2018.4.20 - 2018.4.22
[WEST 1-B]


デザインフェスタギャラリーWEST館1-Bでは、東京造形大学グラフィックデザイン専攻有志の5名によるイラスト展が開催されています。
様々な作風のイラストが集結した熱量の溢れる展覧会です!





スペース内に入るとまず数々のキャッチーな作品たちに目を惹かれます。
ホワイトキューブに映えるこれらのイラスト作品は、それぞれ東京造形大学でグラフィックデザインを専攻されている5名の作家さんたちによるものです。
多様な作風が凝縮された本展を構成されている5名の作家様とその作品を一部ご紹介いたします。

oranGe『ki.』

緻密に描かれた神秘的なこちらのイラスト。繊細な描き込みに圧倒させられます。
こちらは機械と人を中心としたペン画を描かれるoranGeさんの作品です。
龍や人間、あらゆる生命が一本の木を成す様が描かれており、機械やロボットを思わせる描写でありながらも壮大な生命力を感じます。

odoさんのドローイング作品

こちらは、ふだんからスマートフォンのアプリで描いたイラストをInstagramに載せているというodoさんによるドローイング作品です。今回出展されている本作もおなじようにスマートフォンで描かれたのだそう。
ご本人は「らくがき」と謙遜されていましたが、気軽に描かれたイラストであるからこそodoさんの直感的なセンスが光ります。

そらい『結晶の子』

ステンドグラスのような光を想起させられるこちらのイラストは、そらいさんによる作品です。はつらつとした表情が人間的でありながらも、髪が織り成す形や色彩によって氷やガラスの冷たい感触を思わせます。
本来有機物である髪に結晶を組み合わせることで無機物的な動きを作り出せないかと考え試みた作品なのだそうです。


こちらは渋々さんの作品群。
外国のアニメーションを思わせるようないたずらっぽいキャラクターが愛らしく、ひとつひとつ眺めていると明るい気分にさせられます。洋風な色遣いで描かれたお雑煮のイラストもコミカルで魅力的です。

さかき『悲しみにくれるマドンナ』

こちらはさかきさんの作品。ほかにも多数出展されていたのですが、サイケデリックな風合いや涙の河の描写に魅かれ本作をピックアップさせていただきました。
いつまでも眺めていたくなるような、不思議でくせになる世界観とタッチが映えます。

今後のご活躍がたのしみな若き5名による本展。
ご紹介したのはほんの一部にすぎませんので、ぜひ実際に足を運んでいただければと思います。
22日(土)が最終日。どうぞお見逃しなく!

<出展作家>
oranGe、そらい、渋々、さかき、odo

>>> 展示スペースの詳細はこちらから

DESIGN FESTA GALLERY 原宿
Staff satomi