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M&M『映える展』

M&M『映える展』
2018.4.6 - 2018.4.8
[EAST 101-a]


「真横から撮れる真上フォト」「彼氏匂わせテーブル」「訳ありスタンプお面」「言葉の映える」など、聞いただけで見てみたくなる8作品が展示されています!
「映える」をみんなで考える体験型の展示空間へ、ぜひ足を運んでみてください!!
一部になりますが展示の様子をご紹介します。




「映える」
その言葉を聞かぬ日はないほどに蔓延した現代において。
無理な姿勢を取りながらも、真上から料理を撮影したり、
特に新しい靴を買ったわけではないけれど、
決意と共に足元を撮影したり、
「#いつもありがとう」という一言と共に、
テーブルの向かい側に見える手元をわずかに感じさせることで、
恋人の存在を匂わせたり。
いま 「映える」 が浮き彫りになろうとしている。
我々はそんな映える写真が撮れる展示を開催す流ことにで、
究極の「映える」世界を作り出すことを試みた。
「映える展」で、あなたがそのスマホで捉えるもの、
それは現実か虚構か。



真横から撮れる真上フォトとその観察

こちらは、真上から料理を撮影した写真。
通常、椅子に座ったままの状態から写真を撮影しようと試みると、撮影された料理は斜めに写るが、SNSで「映える」を求める人々は一度立ち上がり苦しい体勢を我慢しながら真上からの撮影を試みる。この作品の前に立てばそんな日頃の苦しみから解放され、ラクな姿勢のまま真上からの写真を撮ることができるという、ありがたいブース。


シャンパン主観 de 乾杯イエイイエイ!

こちらは乾杯の写真を収めた写真。
それはとても華やかで美しいシーンの一つと言えるが、実際には片手でスマホを構えながら心ない乾杯をしているかもしれません。なぜなら乾杯を写真に収めているその時、視線はこの場にいないフォロワーに向けられているのだから。。


言葉の"映える"とは何かを考える

現代の「映える」は写真だけにとどまらない。"言葉や振る舞いそのものにも映えるは存在するはず"というコンセプトの展示ブース。こちらではいくつかの切り口で「言葉の映える」が展示されています。読んでみると今までどこかで一度は見たことがありそうなものばかり!あなたはどんな言葉が「映える」と思いますか。


次元を超えたエンジェルウィングと幸子への感謝

L.Aやハワイを中心に広まり、現在では神奈川県はじめ日本の各地で見ることができる、壁に大きく描かれた「天使の羽(エンジェルウィング)」。人はその前に立つ事で、天使を疑似体験することができる。こちらの天使の羽は壁から羽を浮き上がらせ、三次元に展開。


映えるの寄せ集めは映えるのか

こちらは、映えるとされているものを集めて一つの画面内に収めると、果たしてそれは究極に映える写真といえるのかどうか、について考えるブース。
参加者はこのテーブルに置かれた複数の映えるものを自由に組み合わせ、その問いについて考えることができる。(結局、可愛い人が投稿すれば映えるという説もある)


訳ありスタンプお面

こちらは、写真に写る人の顔をスタンプで隠す、と言う行為について考えるブース。
顔を隠す動機は二つある。一つは恋人の存在を知らせたいが、面倒なことを言われるのを避けたい場合。もう一つは、友人と写真を撮ったものの、自分の顔の一部の写りに満足がいかないという場合。いずれも多用されるのは泣き笑い顔のスタンプ。このブースでは、撮影者の加工の手間を減らし、撮影することができる。


彼氏匂わせテーブル

料理がテーブルに並んでいる時、そのテーブルの向かいにほのかに見えるのは、恋人と思われる男性の手。しかし、投稿の際には恋人と来たこと、ましてや男性と来たことは明記しない。そこにそえられるのは「#いつもありがとう」という一言のみ。
このような投稿者は自らが付き合っている相手を彼氏ではなく恋人と呼ぶことが多い、とのこと。。すごい分析力。。こちらのブースでは、恋人がいなくてもそれを匂わすことができる。



展示は本日が最終日となります。
ご来場いただければ、あなたもSNS映えが極められるかも!?
ご来場お待ちしております!!


>>> 展示スペースの詳細はこちらから

DESIGN FESTA GALLERY 原宿
Staff Jun