『はるまゆあきふゆ』
樋口遥菜 石川麻優子
2018.4.4 - 2018.4.10
[WEST 1-F]
女子美術大学で知り合ったのち、ともに長野県ご出身であることで親しさを増した樋口遥菜さんと石川麻優子さん。
春夏秋冬、自然に囲まれのびのびと絵を描いてきたおふたりの制作の一区切りとなる展覧会を目指し、本展を「はるまゆあきふゆ」と名付けたそうです。
お二人による絵画展の様子を一部ご紹介します。
樋口遥菜「友人達」
自分と人体とのあり方、日常との距離感など些細な違和感をテーマに作品を制作する樋口遥菜さん。大学では主に版画を学びながら、個人の活動では油画も扱います。
こちらの連作ではご自身の生活を彩る「友人達」を鮮やかなタッチで描いています。タイトルの通りそこには「友人達」との親しさがありながらも、一歩離れて見ているような、どこか独特の距離感を感じさせます。
石川麻優子「夏の風景」
幼ないころから絵を描きつづけ、水彩、油彩を経て、最近はアクリル画に落ち着いたという石川麻優子さん。
主に自然や風景を描いており、こちらの作品ではご自身が実際に長野で目にしていた風景を描写しています。広大な自然に囲まれ、いきいきと絵を描く石川さんの姿が目に浮かぶようです。
展示空間はあえてどれがどちらの作品か明確にならないように構成されています。おなじ故郷を発ち東京で出会ったおふたりの、別々の生活、別々の軌跡の交錯が空間全体を使って表現されていました。
展覧会場では小作品や手作りアクセサリーの販売も行っています。
会期は4月10日(火)まで。ぜひお立ち寄りください!
-出展者-
<石川麻優子>
21歳、女子美術大学洋画科所属。長野県生まれ。信州美術会会員、伊那美術会会員。
Twitter:@megane0925
<樋口遥菜>
21歳。女子美術大学版画科所属。長野県生まれ。
Twitter:@Xxuoq
●「はるまゆあきふゆ」展Twitter:@HaruMayu2018
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