水井軒間、ぱたさん養成所『描きかけた線がお姉ちゃんのr描/画オブジ/ェ雪ふにゃととけていくみたい(everyday)』


水井軒間『描きかけた線がお姉ちゃんのr描/画オブジ/ェ雪ふにゃととけていくみたい(everyday)』
2018.3.23 - 2018.3.25
[WEST 1-C]


精神的な辛さやそれを感じている時の身体の感覚を「異形」のモチーフに落とし込み、「肉体の変形」として、それぞれの生きづらさを表現している水井軒間さん。
「生きづらいぼくたちとわたしたち」シリーズと題された一連の作品をそのタイトルを含めてじっくりご覧ください!!展示の様子をご紹介します。




スペースへ入るとたくさんのイラストレーション作品が展示・販売されています。
展示されている多数の作品を鑑賞しながら、描かれている人物がどのような性格で、どんな生き方をしてきたのか、また、どんな考えを持っているのかなど、服装や髪型や仕草を見てどんな子なのか想像してみるのも楽しいのではと水井さん。


はじめは単純に「メンヘラを自分なりにモチーフにして連作を作ろう」というアイディアだったそう。メンヘラといってもそれぞれが抱える「生きづらさ」は多種多様なため、それらを分類し、ひとりひとりのキャラ属性として、例えばゲームキャラクターの固有スキルみたいに扱ったら面白いのではということを考えていただけだったとのこと。


「生きづらい人たちのために何かをしたい」と強く思うようになったのがいつ頃からのことだったかは覚えていないが、絵のアイディアを詰めていくうちに「生きづらい誰かが、自分の生きづらさを視覚化してくれている作品に出会えたら、その人は少しでも気持ちが救われるのではないか」「私は絵で誰かを救えるのではないか」という考えに行き着き、現在のスタイルとなったそう。


もしあなたが、何かしらの「生きづらさ」を抱えているとしたら、自分の生きづらさ、感じているつらさの感覚が、12人いる彼ら彼女らの誰に一番近いか、考えてみるのもいいかもしれません。
共感できることであなたの気持ちが少しでも救われれば嬉しいですし、
自分の抱えるものに向き合うことは、改善の第一歩にもなると思います。
あなたのために少しでも何かができたならば幸いです。

《破壊神めぐみちゃん》

《発症・2》

こちらは去年の作品展『破壊の世代』にて展示された作品ですが、今回の展示でも一際目を引く作品です。
「個人の抱えた鬱屈がある日爆発して、何もかも破壊できるほどの怪獣に変貌する」というテーマで描かれています。作品から受ける激情を是非直接感じとっていただきたいですね。


展示は3/25(Sun.)最終日は19時までとなります。
ご来館お待ちしております。
(※当初<ぱたさん養成所>さんも展示を予定されていましたが、療養の為ご出展キャンセルとなっております。早いご回復をお祈りしております。)



プロフィール

<水井軒間>
生きづらい同士でなんとかしたい。
Twitter:@mizuinokima


【展示スペース:WEST 1-C】

DESIGN FESTA GALLERY 原宿
Staff Jun