東洋美術学校/ホテルコンチネンタル府中/デザインフェスタギャラリー合同企画『ファインダーが覗いた場所』


『ファインダーが覗いた場所』
東洋美術学校/ホテルコンチネンタル府中/デザインフェスタギャラリー
2017.7.3 - 2017.7.10

EAST:101-a

働く人の姿にフォーカスを当てた、東洋美術学校、ホテルコンチネンタル府中、デザインフェスタギャラリーによる合同写真展。


企画コンセプト


「舞台裏で働く職人たちを写真表現の新たなモチーフに」

 写真表現において多くのアーティストにそのモチーフとされる花鳥風月や春夏秋冬は、
これまでもそして現在も人々を魅了し続けています。その一方で、私たちの生活の中にある人々の働く現場自体には、あまり焦点が当てられてきませんでした。世の中にある仕事には、私たちの生活を支えるだけでなく、文化や伝統を伝え、日進月歩しているものが数多くあります。

 今回の展示では、そうした仕事の現場として「ホテルの厨房・レストラン」を舞台とし、その裏側や働く職人の姿にフォーカスし写真表現における新たなモチーフとして提示します。

 今回、この企画の主旨に賛同し、撮影/作品制作にご協力いただいたのは東洋美術学校で学ぶ学生の皆様。「革新的でクリエイティブな人材育成」をモットーとし、70年の歴史と実績をもつ東洋美術学校は、来る創立100周年に向けた新たなステージを開いています。当ギャラリーとは、ギャラリーでの作品展示や、インターナショナルアートイベント「デザインフェスタ」、「學展」での出展を通じ長く交流のある美術学校です。

 また、撮影場所として協力いただいたのは府中市に位置するシティホテル「ホテルコンチネンタル府中」。
館内には和洋中のレストラン、バーが完備され、こだわりの無農薬野菜、卵、野草を使用した創意溢れる料理が提供されています。
 




撮影

6月下旬、ホテルコンチネンタル府中で撮影が行われました。
撮影には東洋美術学校イラストレーション科クリエイティブデザイン科から5名の学生さんが参加。普段立ち入ることのできない厨房での撮影に、熱心で積極的なシューティングがつづきました。
和・洋・中の厨房およびバー、それぞれの場所ごとに異なる設備、温度感、料理人の立ち回りを敏感に感じ取りながらの撮影となりました。








搬入風景

7月3日午後、作品の搬入が行われ、それぞれの視点から捉えられたレストランの裏側の姿がギャラリーの展示スペースに現れました。
展示作品は、それぞれの学生さんが自身でコンセプトを決め、撮影した数百枚にも及ぶ写真の中から厳選されたものとなりました。












展示作品




『料理人達の日常 no.5』
梅本 絢香

すべて人物にフォーカスを当てて作品を制作した梅本さん。
『料理人達の日常 no.5』はそのなかで洋食の厨房で調理をするシェフを撮影したもの。
静かな厨房のライトの下、料理長と若手の料理人の阿吽の呼吸で手際よくできあがっていくいくつもの料理。
料理という職人の世界が鮮明に立ち上がる作品です。


 『ともしび』
細井 理香

400枚以上撮影したうちから1点に厳選して制作したという細井さんの作品『ともしび』。
厨房で料理人の情熱を肌身で感じたという細井さんは、自分の体感したものが最も映し出されたと考える一枚を選びました。長い経験によって培われた技術が今まさに披露されるその一瞬。白いエプロンに映える紅い灯りも料理人の内なる情熱を代弁するかのようです。




 『うしろの正面』
井野 馨

独自の視点から空間を捉えた井野さんの作品。『うしろの正面』は、さまざまなアングルから撮影を試みたなかで捉えられた一枚。
ユニークな位置から投げかけられる視線は、厨房で働く料理人の活気ある姿の「うしろ」も「正面」も確実に捉えたに違いありません。


 『パエリアができるまで no.1〜no.3』
須藤 千里

さまざまなスポットでの撮影の中から須藤さんが選んだのはパエリアの調理風景。
鮮やかな手順で具材が盛りつけられ完成していったパエリア。
美しく食欲をそそるパエリアの姿の背後にある調理の過程が、現場の臨場感をも感じさせるリズムをもって表現されました。




『特別な視点 no.1』
渡邊 明美

大判のサイズで制作された渡邊さんのシリーズ作品。勢いよく吹き上がる炎や厨房に鎮座する蒸し器の存在感。
『特別な視点 no.1』はバーで情感たっぷりにカクテルが提供される瞬間を捉えた作品。さまざなリキュールが小気味よい音とともに調合される現場で、カウンターの中からすっと差し出されるあざやかなブルーのカクテル。
大人の夜の時間を告げるバーの光景が若者の感性によって魅惑的に捉えられました。


東洋美術学校、ホテルコンチネンタル府中、デザインフェスタギャラリーによる合同企画写真展『ファインダーが覗いた場所』は、EAST館101-aにて7月10日まで開催予定。
ぜひ会場に足をお運びいただき、若い感性によって表現された料理人の貴重な姿をご覧ください!


東洋美術学校


 東洋美術学校は、新宿区に校舎を構える70年の歴史をもつ美術学校です。その専攻分野は多岐にわたり、イラスト、デザイン、3DCG、マンガ、そして伝統的な絵画技法から最先端技術を用いた保存修復など様々な学科・コースを設置しています。「革新的でクリエイティブな人材育成」をモットーに創立100年目を目指しています。企業が生み出すアプリやサービス通じて、イラストやマンガ、そしてデザインがインターネットを駆け巡りリアルな世界へと繋がっている現代という現代社会において、東洋美術学校は国内外で活躍するクリエイターとともに、未来へ向けてつねに走り続けています。





また、学校生活を通じて生徒に「描く力」と「生きる力」を育んでもらうため、充実したカリキュラムでスキルアップする機会をつくることはもちろんのこと、生徒同士の横のつながりを広げる課外活動やクラブ活動を推進しています。

website : https://www.to-bi.ac.jp/
Facebook : https://www.facebook.com/tobischool
Twitter : https://twitter.com/toyobijyutsu


ホテルコンチネンタル府中



 ホテルコンチネンタル府中は、新宿副都心まで電車でわずか20分の府中市に位置しています。ホテルは、駅前から徒歩1分という好アクセス。 ビジネスの拠点としてだけでなく、ショッピングモール、競馬場、神社・お寺など今と昔の文化が楽しめるレジャーの拠点としても、ゆっくりとご利用頂けます。








また館内には、一流シェフによる洋食・中華をリーズナブルな価格で提供している『レストラン フィリー』、ビールやワイン、100種類以上のカクテルを堪能できる『カフェ&バー コルト』、完全循環農業を実現した直営牧場「東北牧場」から直送される無農薬野菜、卵、野草を使用した和食・洋食・中華が楽しめる『レストラン東北牧場』の3つの魅力的なレストランを有しています。

website : http://www.hotel-continental.co.jp/


【展示スペースの詳細はコチラから】
shimada