『Yoshinori Koike exhibition in Tokyo 2016』

 『Yoshinori Koike exhibition in Tokyo 2016』
 小池 義典
 2016.9.23 -  2016.9.26
 [WEST 1-D, アートポケット]


関西を拠点に活動する、小池義典さんの東京初個展!

1-Dとアートポケットの2スペースを使用した見応えのある展示会です。

視たものを線に置き換え、繊細かつ大胆に表現された作品たちをご紹介します。



3歳で自閉症であることがわかった義典さん。
小学校4年のときに初めて切り絵に出会い、初挑戦で一番難しい図案をあっという間に
仕上げてしまうなど非凡な才能を発揮していったそう。

最初は作品をファイリングしてるだけだったそうですが、担当の先生に見せたところ
「ファイリングだけではもったいない!」と、あっという間に個展の開催が決まったそうです。

視覚がとても発達していて、見たものを線で表現することが得意な義典さん。
最初はお母様が作った図案で制作をしていたそうですが、
現在はスケッチから図案作成まですべて自身で行うそう。
スペース内でもずっと制作中で、持ち前の集中力でどんどん作品を生み出していっています。

1-Dでは新作の昆虫と魚の作品を主に展示中。
子どもたちに大人気の昆虫の切り絵作品、なんと図鑑に載っていた
すべての虫を作品にしてしまったそうです!
ハチは痛そうだし、蚊はかゆそう…シンプルな線でそれぞれの特徴をうまく表現してあり、
「こんな形をしていたんだな」と気づかされます。
昆虫は苦手な方でも、義典さんの作品ならじっくり観察できるはず。

個人的にお気に入りの魚シリーズ。
丸みを帯びている部分や、模様や鱗、それぞれの特徴が細やかに描かれています。

アートポケットではこれまでの作品群がずらりと並びます。

乗り物のモチーフも多く登場しています。
座席のシート部分のしわまで再現されたクラシックカー。
作品を見ていく人たちの感嘆の声がよく聞こえてきます…

生き生きと描かれる植物たち。
着色はお母様が手掛けているそう。微妙な色の重なりがとても素敵です。

義典さん(写真左)と、お母様の環さん(写真右)。
環さんも切り絵作家として活動されているそうです!

見るたびに新しい発見がある義典さんの作品。
何度でも、そしてずっと見ていたくなる魅力がたっぷり詰まっています。

展示会は9/26(月)まで。
(※最終日は終了時間が早いのでご注意ください)
ぜひ、会場で圧巻の作品たちをご覧ください!

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小池義典 プロフィール

1995年8月24日 兵庫県川西市に生まれる。

京都府亀岡市で12歳11ヶ月まで過ごす。

2006年    小学4年生、図工の時間に切り絵と出会う。
2009年10月 高槻バプテスト教会で初の個展開催
2010年2月  京都ミラクルギャラリーにおいて個展開催
同年4月     京都新阪急ホテルにおいて、「おむすびライブ」ゲスト作品出品
同年6月     伊丹市民病院アートギャラリーにおいて、作品展開催
同年7月     ガレリアかめおか(京都府亀岡市)において、「平和コンサート」ゲスト作品出品
同年10月    ガレリアかめおかにおいて、「亀岡アールブリュット」作品出品

2011年3月  兵庫県障害者芸術文化祭公募展において、絵画部門「工事現場」が兵庫県知事賞、
         工芸部門「工事現場」(切り絵)が神戸新聞社厚生文化事業団理事長賞を受賞

同年6月     神戸元町「プラネットEartH」において、個展開催
同年7月     宝塚ガーデンフィールズ「サマーハウス」において、1カ月半個展開催

2012年8月  宝塚ガーデンフィールズ「サマーハウス」において、1カ月個展開催
同年11月    京都ミラクルギャラリーにおいて京都での第2回個展開催
2013年1月  尼崎ギャラリーマルイにおいて「輝く仲間たち展」作品出品
2013年6月  神戸三宮トアギャラリーにおいて神戸での第2回個展開催
2013年8月  宝塚ガーデンフィールズ「サマーハウス」において個展開催

2015年3月  兵庫県障害者芸術文化祭公募展において、工芸部門「モモちゃんお散歩」(陶芸)が
         兵庫県議会議長賞を受賞

2015年7月  一般社団法人障がい者自立推進機構パラリンアートに作品「水芭蕉」、「ゼンマイ」、
         「マンモス」、「五箇山の合掌造り」、「クラシックカー」が登録される。

2015年11月 兵庫県川西市大和において、のじぎく障がい者アート作品展に出品



【出展スペース:WEST 1-D, アートポケット】
DF staff nakagawa