さんにん工房 『さんにん工房展』


さんにん工房 
『さんにん工房展』
2016.4.29 - 2016.5.1 at WEST 1-F

淺川涼子、織田菜摘、齋藤 亜梨沙の三人からなる制作グループ「さんにん工房」の3年振りとなる展示が行われました。

木、金属などのマテリアルを操り、工芸品としての命が吹き込まれた作品の数々に目を奪われてしまいます。



横浜市は黄金町で共同の工房を構え活動している三人。
デザインフェスタなどのイベント参加をはじめ、もちろん個々でも独自に活動の場を広げています。




主に木工を中心に制作をしている齋藤 亜梨沙さんの作品。
特徴的なのはやはりリアリティー溢れる表現力です。

見て下さい、この目を。
「うち来る?一緒に暮らそう?」
っておもわず連れて帰りたくなること請け合いの愛らしい瞳。




まるで生きてそこにいるかのよう。

それもそのはず、この作品のモデルはご自身の飼っているわんこなのだそうです。
制作の際はその所作を観察し、スケッチを起こしてから彫りだしているとのこと。




リアリティーとデフォルメのいいとこだけを形にした究極形です。




オシャレなストライプなシャツにオシャレなネクタイ。
パーティーでこんな格好してみたいですね。
でもネクタイにしては妙に形がしっかりし過ぎているような・・・?




この立体感にうっすらとのぞく木目。
そう、これも木工品なんです!

こちらの作品を制作したのは織田菜摘さん。
粘土のようにこれほどまで自由自在に形を操るなんて・・・!




実はこちら、首のところにはしっかりチェーンが付いているので普通に着用できます。
本日はご自身も着用して在廊していました。

実際手に持ってみたところ重みは感じないので、
少し存在感のあるネックレスのような感覚で楽しめると思います。




淺川涼子さんの作品もまた、これが金属で描かれたモノとは思えないほど、
いとも簡単にそのほとんどすべてを素材を加工することにより表現しています。

金属特有の質感はもちろんのこと、発色も綺麗なものばかり。




うさぎとかめの競争を二つのフレームを使って再現。
物語りの中とはちがい、仲良さそうに頂上を目指しているように見えます。

反射など光の具合で見え方も違ってくるのが金属の面白いところ。
固い物であるはずの金属で表現された雲も、やわらかそうに浮かんでいます。




それぞれの個性が凝縮された小物雑貨も充実。


共同の工房を持つことで、例えば木工に金工の要素を取り入れてみたり、金工に木工のアクセントを加えたりすることもあるだとか。
それは一人での作家活動とは違った利点だと思いました。


今日で展示は最終日。
ですが、EAST 101で行われているはらじゅくクラフトフェアに引き続き参加をしております。

気になった人はぜひ足を運んでみて下さい!

【出展スペース:WEST 1-F】
DF STAFF isaka