小幡 徹
『つながる つながった つながっていく 場所』
2016.5.2 - 2016.5.8
[WEST1-D]
カメラマンとして働いてる小幡徹さんは、自身が過ごしていたフリースクールを題材にしたポートレートとインタビューの作品を制作し、たくさんの方々にフリースクールの世界をみせるため、写真展を開催しています。
学校外の居場所であるフリースクール。
その場所にはどんな人がいるんでしょうか。
「フリースクールはこういう場所」「フリースクールにいる人はこう!」と一括りにされがちですが、
様々な考え、背景を持った色んな人がいて、それぞれ違った過ごし方をしています。
この場所で彼らが、仲間ややりたい事と「つながる」そして、
自分の中に秘めたものと「つながった」そんな様子を記録した写真と文の作品です。
スペース内で小幡徹さんの写真作品がずらりと並べられています。
『つながる つながった つながっていく 場所』とのテーマとなる今回は、
8人の後輩それぞれフリースクールでの生活や感想を聞き取りあげて、写真を通してまとめてきた小幡徹さん。
一人ひとり違う夢を見ていて、前向きにやりたいことをやって楽しく生活を送っているようです。
人生は決して決められている公式はなくて、
いろんな形に変えられるもの、いろんな方向で進んでいけるものだということ。
フリースクールへの想いは人によってそれぞれですが、
どれも「つながる」という共通点がありました。
フォトブックも販売しています。
悩みあり、ときに笑いありの、その場所に集まった沢山の人達による、
もっとも純粋な一瞬を捉えた日常の写真と記録した文をじっくり鑑賞できます。
ご本人はとても親切で優しい方です。
ご来館の際に、気軽に声をかけてくださいね♪
展示は明日(5/8)が最終日!
フリースクールはどんな世界なのかをもっと知りたい方は是非お立ち寄りください♪
- Profile -
小幡 徹
1990年神奈川県生まれの東京育ち
小学3年(1999年)で学校に行かなくなり、小学6年(2002年)から約7年間フリースクールで過ごす。
フリースクールで過ごすうちに美大に行きたくなり、2009年東京造形大学デザイン学科写真専攻に入学。そして2013年卒業。
大学の卒業制作では、自身が過ごしたフリースクールを題材にしたポートレートとインタビューの作品を制作。卒業後は、通っていないとわかりづらい「フリースクールはどんなところで、どんな人がいるのか」が伝わるようにという思いから今もフリースクールを題材にして制作を続けている。
2011年5月 デザインフェスタvol.33「合コン」ブース出展
2011年8月 五美術大学交流展2010「反省展」(東京/Gallery CORSO)
2011年10月 五美術大学交流展2011、1:2展(武蔵野美術大学芸術祭)
2011年11月 デザインフェスタvol.34「合コン二次会」ブース出展
2013年1月 ZOKEI展(東京造形大学卒業制作展)
2013年3月 さよなら学生展(東京/デザインフェスタギャラリー)
【展示スペースはWEST1-Dです】
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