ちゅーりっぷさんずfeat.魔法少女世代
『ちゅーりっぷ学園・魔法学園ゴウドウ学園祭~帰ってきたクズども~』
2016.3.29-2016.3.31
at WEST 2-A
「帰ってきたクズども」という、いささか衝撃的なフレーズを冠に掲げて行われている『ちゅーりっぷ学園・魔法学園ゴウドウ学園祭~帰ってきたクズども~』。
白濱衣
前回の展示では展示会のメインビジュアルに漂う90年代的デチューン感と作品とのギャップに驚かされましたが、それは今回も健在。
それどころか、前回より広いスペースでの開催ということで、ボリュームアップしています。
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山口 夏希
さらに広いスペースで展示を行うという事については、「お前らもっとやれるだろ!」と自分自身に発破をかけたのだそう。
参加者一人ひとり、質を損なうことなく多くの作品を出展しています。
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伊東 成美
前回の展示では田舎風景を描いていた伊東成美さん。
美しい色彩はそのままに、異国の迷路に迷い込んだような世界を描いています。
伊東 成美
淡く消え入るように繊細で幻想的な風景。
誰かが見ている夢のようです。
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成元 遥
「ドロドロとしている」と言われることがあるという、成元遥さんの作品。
当人のキャラクターからはそう感じることはないのですが、無意識にもそういう黒い部分が出ているようにも見えます。
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加納 実穂
『夢の羊』というタイトルから想像するに、描かれているのは羊なのでしょう。
それなのに、顔にあたる部分がまるごと抜け落ちていて、そのアンバランスさに違和感を感じずにはいられない。不思議と目が離せなくなる作品です。
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「学園祭」をイメージした展示空間には、小学校の教室に飾ってあるような書道の作品が無造作に貼られています。
しかし字が上手い。。。
似顔絵コーナーも健在!
こちらには今回の出展者のうちの4人の似顔絵が展示されていました。
実は今回の展示の少し前にも、別の場所で展示を行ったというみなさん。
当館での展示も約1か月前という事を考えると、驚くべき制作ペースです。
各々がまったく違う個性を存分に発揮しているからこその、充実の展示。
今後の活躍も期待大です!
DF STAFF isaka