シメンソカ第二回グループ展『ヤブレカブレ2』


四面楚歌ではありません、シメンソカと片仮名表記します。
(矢野巌/松崎ヒロノブ/KaoRin/椿原桜果)



2013年のヤブレカブレ展から約2年ぶりのご出展です。
また2年前と同じスペースをご利用頂きました。

この2年間、どのように『ヤブレカブレ』しながら
進歩してきたのか?さぁ、見てみましょう!!




「羊はかわいいだけじゃない!」
KaoRinさん


ひつじ・ひつじ・ひつじ!!!
様々な角度から、ひつじをパシャリ。
前回の展示会と同様に、
今回もひつじが被写体です。




彼の表情を撮影するのはもちろんのこと、
お尻もお乳もお胯も!
愛があればどんなものだって愛おしく見える。
その愛が伝わる写真。


「ペットボトル症候群」
矢野巌さん


はっきりした原因は不明だが、
いつも必ず幾つかの症状が伴ってあらわれる時、
病名に準じて使う医学用語。
シンドローム。


ペットボトルって便利だなぁって思う。
使用後、綺麗に水で洗って、
あんなことやこんなことに使える。
このように花瓶としても機能する。

また飲み物の種類によって形状や加工方法も違っており、
お好きなデザインの花瓶をお選び頂くことも、できる。




写真作品の下には、
ラベルがはがされて、水をとじ込めたペットボトルの数々を陳列。
カラスよけ、野良猫よけとして、
飲屋街で見かけたりする。

しかし、こうやってギャラリースペース内に並ぶと、
彫刻作品のように、禍々しくもあるなと思う。
凛としてて、かっこいい。


椿原桜果さん


写真で旅行記を綴ったのは椿原桜果さん。
舞台は2つ「台湾」と「岩手」

鑑賞者は、現地の街並み、人々、食事、佇まい、
視認できる情報からその土地柄の性質を理解しようとする。




同じ国の中でも土地が違えば、
生活環境は大きく異なるってのはどの国も同様だと思う。

だけど、その違いが当たり前ってのが驚くべきところ。
異なる土地同士で同じことをしても、
端から見ると差異を感じたりするのではないか。
極端な言葉を持ち出すならば、都会 と 田舎 みたいに。

それは私達がイメージを生成するにあたり、
土地/場所に対して人間のような個性を見出した上で、
人間×行為=イメージ といった過程を経ているから、
なのかなーと思いつつ作品を眺めた。



※左手に映っているのは松崎ヒロノブさんの作品「存在証明」
作品のみの撮影は許可されておりませんので、上記のご紹介とさせて頂きます。


二年と言う時を経ても、一環して同じテーマで撮影されている作家様が多く、
ほっとする気持ちもありつつ、
しかし、一段と引き締まった画面構成を拝見すると、
成熟、鍛錬、なんて難しい言葉を思い浮かべる。

ヤブレカブレ

この時の流れ、作品の変化を確認した上で、
「どうにでもなれ!」というメッセージは、
とても前向きな言葉のように思う。


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