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『通過展』石井理沙子 市河芽吹 草野優子 後藤真由 長田萌 増田あずさ 横山美歩


 『通過展』
 石井理沙子 市河芽吹 草野優子 後藤真由 長田萌 増田あずさ 横山美歩
 EAST 202:8/9-8/15

それぞれの“二十歳”を通過して。
「若さ」をテーマにした、大学3年生の7名による展示会のご紹介です!

 「空が傾いてきた。」
 横山美歩

もし、雨の日に座ってじいっと空を見ていたら、雨の中を抜けるような感覚に
陥るのかも。

「楽描き」
 市河芽吹

感情が湧きあがるように、なめらかに、力強く描かれています。
“楽”描きというタイトルはぴったり。

 「青から赤へ」
 増田あずさ

未熟な青さを、成熟した赤色へ。
まだまだ青いリンゴは多いけど、赤色にするのは自分自身。


 「若者」
 石井理沙子

成人式で撮影された写真。二十歳は子供と大人の境目。
顔が見えない写真は、未来を自由に想像するためなのでしょうか。


  「標本シリーズⅠ 水面の標本Ⅰ」
 草野優子

標本シリーズと題された、水や質感を表現した陶器。
規則的で柔らかな文様が硬い陶器でつくられ、どこか温かみを感じられる不思議な作品。


 「海の森」
 長田萌

森の中を海の様に悠々と泳ぐクジラ。
相反する場所は違和感なく、かんたんに繋がるのかもしれません。


高校の同級生だった7人、現在は別々の大学で学んでいます。
集まって展示会を行うのは初個展の「二十歳展」から今回で2度目だそうです。
それぞれの道を進んでいる最中の皆さん、可能性を秘めた作品たちがこれから
どのように変化していくのかとおもうと期待が高まります。

残念ながら最終日のご紹介となってしまいましたが、定期的に展示会を続ける
予定とのこと。
次回作も楽しみにお待ちしたいと思います!

【出展スペース:EAST 202】

DF STAFF nakagawa