帝京大学写真部
『 』
2015.8.17 - 2015.8.19
WEST 2-A
帝京大学写真部による、写真の展示会が行われています。
粒ぞろいの作品群は必見です。
広々とした展示会場内。
11名による力作が並びます。
展示会のタイトルは『 』
無題です。
何の先入観も無しに作品を見てもらいたいという思いが込められています。
『○○展』と名前がついているとそういう気持ちで来場されてしまい、作品に対して先入観が生まれてしまう。
それを取り払うためにこの名称にしたのだそうです。
色々な写真が並ぶ中でも、個人的にとても気になったのがこちら。
橋本 賢汰郎さんの作品です。
昭和の世界へタイムスリップしような感覚に陥ります。
まるで映画のワンシーンのような、動きを感じる1枚。
撮って、展示をする。
という以外の、橋本さんの「意図」が感じられます。
現像も全てご自身で行われています。
どの作品も考えて撮影されていて、展示会への意気込みを強く感じます。
花火をする光景。
夏を感じさせる光と影が心に染みます。
夜を写した写真は個人的にも好きです。
昼とは違った静謐な世界が広がる感じがして。
ほっこりするこんな写真も。
スペース中央には橋本さんの作品集が置かれています。
すごいですよね、このセンス。
ただただ、かっこいい写真ですね。
展示会場には参加メンバーの写真とともにお名前が並びます。
こういう小さな見せ方の工夫がまた素敵ですね。
http://teikyo-photo.main.jp/
chida