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『Space for love』Ahmed Elmardi [1-F 5/9-5/10]


鮮やかな色が混じり合う危うさと愛が共存する絵画。
Happy とPleasureのために作品制作を続ける
スーダン出身、アーメドさんの作品をご紹介します。

日本に住んで8年というアーメドエルマーディさん。
もうすぐスーダンへ帰ってしまうそうですが、日本での最後の絵画個展として
DFギャラリーにて展示を行ってくれました。

詩も制作するというアーメドさん、夜、詩をつくりながら、自身の感性の赴くままに
絵を描くことがあるそう。
その無意識下の中で制作されるからなのか、不安定な線と美しさを備えた狂気が
入り交じるものになると本人は語っています。

とはいえ、抽象の中にハッピーな要素の具象が混じる彼の絵からは、
「愛」を大いに感じる作品が多数です。


ご本人自身、一番には喜びと幸せを感じるために絵を描くと話します。
そこに、無意識下で盛り込まれる、内面のネガティブな要素も入り交じる事で、
ファンタジーのような世界観の中にも人間味を感じる作品が生まれるのかもしれません。



初日はオープニングパーティとして、テープカットも行われました。

大使館の方やご友人も多く招待しての国際色豊かなオープニングとなりました。

多くの人にインタビューを受けて、アーメドさんが隠れてしまっています。。。汗


幸せ、喜び、不安、悲しみ、全てが入り交じったものこそが「愛の空間」!
単純な線とモチーフながらもそんな雰囲気をもつこちらの作品は個人的に
お気に入りでした。

スーダンへ帰っても、ますますパワーアップした作品を制作してくれることでしょう。
『Space for love』Ahmed Elmardi [1-F 5/9-5/10]

【使用スペース:WEST 1-F】


DFG STAFF ASUKA