KJ 『新宿展』



- 新宿で出会った9人が集まりました -

KJ 『新宿展』
WEST : 2-A で開催中





ー 武蔵美 × 桑沢 ー
出展アーティスト
斧田 悠、平久江 智史、高杉 源
和久津 桃子、大倉 由衣、杉本 菜々恵
宮内 加奈、下地 康伽、米山 浩太郎

新宿という様々な要素が詰まった街に相応しく、
多用なジャンルの作品が集っています。
本記事では一部作品をご紹介致します。



「 はじまり 」
宮内 加奈

美術の世界に入ったきっかけが、
新宿にある私が通っていた美術研究所でした。

制服を着た少女は何時かの日の宮内さんなのでしょう。
石膏像に飛び散った絵の具、プラの水入れ。
過去を思い出して、印象深かったツールが
この場所に描かれていることでしょう。



「 またたき 」
大倉 由衣

夏の思い出の一部を切り絵にし、
その切った部分からもれる光で作品を表現しました。


一色の色紙を切り取って出来上がった情景。
大倉さんは数点の作品を展示なさってましたが、
どれも切り取られた色紙以上に、
背後に抜けた光の像が美しかった。



「 pattern buildings 」
斧田 悠

都会の風景は高層ビルがいくつも連なって見える。
そんな新宿の風景を自分なりの線に起こし、
パターン化して模様のように置き換えてみた。


新宿が大雨でひたひたになったら、
作品を現実に再現することが可能かもしれない。

ビルの外観と大きな窓の輪郭線だけを抽出しても、
これほどまでに都会の風景を描けるものなのか。
自然界ではなかなか出会えない「直線」が、
どれほど異質なものか、伝わってくる。



「みんなの新宿で新宿つくりマップ」

「ヤマダビック」とか「タモさん」とか「アニメイト」とか
それぞれがイメージする新宿のイメージが集結!!

くすっと笑ったのは「ティッシュをもらえる」
そういえばめっちゃ配ってる。



「 新宿ワールドマップ 」
平久江 智史

複雑な新宿の地図を子供から大人まで楽しめるように
RPGの地図みたいな探検マップにして制作しました。

約二年前、東京藝術大学大学院生が、
新宿の地下道を記した地図を作成したことが話題になりましたね。
その作品が裏の顔とするならば、平久江さんの作品は表の顔。
まるでRPGゲームのように、ワクワクするワールドマップ!

新宿駅はダンジョン、アルタは遺跡、
モード学園コクーンタワーは試練の塔みたいに!

新宿にでかけることは、旅に出ることなのかもしれない。



「 新しい漢字の練習 」
米山 浩太郎

世の中に溢れている色んな言葉の中から、
漢字にまだなっていない言葉を漢字にしました。


備えられた学校机と学校イス、ここはとある小学生の机である。
ちょっと彼が勉強中の漢字を確認したところ、
いやー、最近の小学生は難しい漢字を勉強してますね。

「男」の田の部分がリーゼントのように伸びて『やんきー』
 凸凹(でこぼこ)が噛み合わさる数秒前『てとりす』
四角いフレームに「撮」が収まって『いんすたぐらむ』

なるほど、と思わされると同時に、
変換したら本当に出てくるんじゃないかとか思ったりもする。



「 ももじり 」
下地 康伽


桃見ていると、ぼんやり頭に浮かんでくるものってありませんか?
もしかして、みんなイメージしてるもの共通してたりして。


ももじり という言葉から皆様、何を思い浮かべましたか?

多くの男性は共通するイメージを浮かべたことかと思います。
でも、全員が全く同じ答えになることはない。
そこを逆手に取って「ももじり」なのでいか?
と深読みします。


デザインフェスタギャラリーがある場所「原宿」と
「新宿」はとても近く、この記事を書いている私の生活にも
密接に関わっている街、で御座います。

それは新宿に限らず、どんな街でもいいのだけど、
あの街の混沌さは、新宿にしかあり得ないもの。



KJ 『新宿展』
会期:2015.3.16 - 2015.3.22