いもくりかぼちゃん
『見ているのは自分だけ』
2014.12.13
WEST 2-C
多摩美術大学・芸術学科に在籍中のいもくりかぼちゃんさんによる展示会をご紹介します。
展示会場には油彩画からドローイング、被服や立体作品までが揃います。
これを全て1人で制作されているのだそうです。
こちらが被服作品。
元々は、とあるリメイクブランドが好きだったけど高くて買えず、それなら作っちゃえ!というところが起源になっているんだとか。
全て古着で作られているため、1点もの。この世にふたつのない作品。
日々のドローイングも数多く展示されています。
背景色とマッチしていますね。.
いもくりかぼちゃんさんに将来的に何をしたいかを訪ねてみると、
作家活動をしながら、キュレーターに就きたいと仰いました。
今回は試験的な意味合いも込めて、ご自身の展示会をキュレーションすべく開催するに至ったそうです。
日本の文化を国外へ向けて発信したいといういもくりかぼちゃんさんの作品は、どれも日本独特の文化に色濃く結びついています。
カラオケであったり、プリクラであったり、私達にとっての日常は海外ではまた違ったように見えるはずです。
ジョゼフ・コーネルから着想を得たという立体作品。
こちらのスクラップブックはなんと中学生の頃に作られたもの!
奈良美智さんの展示会のチケットが右上に確認できますが、なんと会期は2001年。
10歳の頃には奈良さんの作品を見に行かれていたようです。
残念ながら今回は1日のみの展示会でしたが、期間の短さなど問題にならない内容の濃い展示会でした。
次回の展示会には更に期待が高まります。
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chida