ファッションと和菓子の展示です。
バティック(ろうけつ染め)と和菓子という一見意外な取り合わせなのですが、これがまた、素敵なハーモニーを奏でているのです。
まずは深町玲さんのお洋服から紹介します。
バティクの日本にはない鮮やかな色・模様や、見た事のない意匠、配色がたまりません!もちろん日本の染物も素晴らしく、じんわりとした味わい深さを感じますが、バティックは見る度になんとも胸が躍るのです。
上のワンピースはバティックの布に、大胆なキャラクターの柄を合わせたもの。
インパクトonインパクトの合わせなのですが、不思議とすっきりまとまっています。
こちらのシャツはカジュアルにもフォーマルにも使えそうです。
写真だと素材の良さが伝えられないのが残念です。
この羽織も布地とその合わせが秀逸です。
朱色の大胆な抜きのデザインがモダンで、外側の布にあしらわれた動物の生き生きとした仕草にも愛嬌を感じます。
杉井ステフェス淑子さんの和菓子です。
日本と東京で活動されている杉井さんの和菓子は、新しさと共に伝統を感じます。
外の視点が入っているからこそ見えてくる「和の良さ」が引き立つお菓子や、洋を取り入れたコンテンポラリーな和菓子は目から鱗です!
お菓子の根底にあるのは、おもてなしや気遣いといった人の「心」。
メッセージカードやハンドタオルなどのデザインからも、そうした「心」が伝わってきます。
ハートや花のらくがんがキッチュにディスプレイされた様子にときめきます。
DF STAFF KOZUE