「個性」をテーマにした、多摩美術大学メディア芸術6人によるグループ展です。
神瑞希
入ってすぐに展示された、水彩で描かれた人物画が目を引きます。
ポートフォリオやZINEも必見。展示されているのとは違った作品も見られます。
大石有杏
龍の絵、ドラゴンの立体、鳥の絵等。
点と線の描き込みに、モチーフへの愛着を感じます。
大畑磨耶
ほっとするようなキャラクター。
表情の違いから、それぞれの個性を感じます。
中本悠紀
細かな点描から現れるのは菊やまち、キャラクターなど。
点が線になり、立体になる。
そんな一次元から三次元への移行が、二次元の平面作品の中に立ち現れる奇跡。
清水はるか
工場、ピラミッド、ビル、その間にRAT(ねずみ)。
「RATは何匹でしょうか?」というメモがあります。
RATを探しながら、細部を見ていく楽しみがあります。
菅あゆみ
夢と記憶をテーマにしたイラスト。
コピックで丁寧に塗られた色の濃淡が特徴的な絵でした。
モチーフやテーマの面白さだけではなく、
髪の描写やクロッキー帳のざらっとした質感に注目して頂きたい。
まったく作風の違う6人ですが、それぞれが自らの「個性」について考え、展示として一同に介することで相関的に「個性」が浮かび上がる、そんな展示となっています。
https://twitter.com/COLORS_idd
DF STAFF KOZUE
カテゴリー:
Design Festa Gallery 原宿
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