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多摩美術大PDD専攻2年有志 『スイッチ展』

『スイッチ展』

多摩美術大学プロダクトデザイン専攻の7人による初の外部での展示です。






『阿吽の人』
Shota Sasaki

意味:本当は気が滅入っているのに、無理に明るく振る舞う人。
暗い顔を隠して、明るい顔に替える様子。

入り口の目の前に立ちはだかる阿吽の人。
誰もが持ち合わせている顔。
このように実際に2つの顔で表現されると
恐ろしいことになっていることがわかります。
日常であることなんですけど、こういうことなんですね。


『異次元玄関』
Taku Rai
幼い頃、異次元への入り口を探す遊びを常にしていた。
コンクリの壁にできたひび割れブロックを押せば、
もしかしたら異次元に飛ばされるんじゃないかと。
でもそんなことなかった。
それには納得したー時が満ちてないからだ。
入り口探しは今もまだ続いている。
でも、なかなか見つからない。


真ん中のひび割れのかけらがスイッチとなっています。
異次元へのスイッチ。
ぎゅっと押してみてください。


『瞬間の景色』
Yuka Yoshimoto
晴から雨、雨から晴。
昼から夜、夜から昼。
切り替わる瞬間、短いけれど特別な時間が流れる。


日々自然に移り変わって行くものも、
気付かないけれど毎日のように切り替わっている瞬間でもあります。
意識して改めて気付かされるものです。


『押したいスイッチーズ』
Haruka Ema
押してはいけないよ、と言われたから、本当は押したかったけど、
押さないまま生きてきた。
小さい頃なら押しても許されたのに。
大人になった今、押した気分になってみた。

あーー、押せた!押せた!
わたしも押して見たかったです。
1番やばそうなのを思いっきり押しちゃいましたっ!


『水』
Seiichi Takahashi

水はじっとしてくれないから
動きを、ちょっと止めてみた。

普段は流れているもので決して止まることがない水。
流れてゆく波紋が動いているはずなのに止まっている不思議な時を感じます。


『Loop』
Yuri Takayama

音はリズムになり、リズムは色になる。

チャカチャカチャカチャチャカッ、ちーん♪
とスイッチの音でリズムが作られています。
ちゃんと楽譜もあるんです。
しかもこのわたしでも読めました。
遠くでかすかに聞こえるぴんぽーん♪
聞いてみてください。


『泳げ!たいやき君!』
Sayaka Nakata
スイッチを入れたら、
たいやきだって泳ぎだす!


ほんとうはもっと白いたいやきですが、
ブログの編集機能上、どうしてもグレーがかってしまいました。。。
ブロガーさん、たのみますよー(涙)
(ホントは)真っ白なたいやきが4列×8列=32匹もいらっしゃいます。
なぜたいやきなのか?
なぜなのかはSayakaさんのみぞ知る。


そして、最後にこちらのスイッチ。
ギャラリーのスイッチがカモフラージュされてます。
毎朝、毎晩、このスイッチを押し間違えそうになりましたよ!(笑)


"スイッチ"というテーマでここまで広がる世界。
7人それぞれのスイッチをお楽しみください。
展示は本日までです。


まいこ