「ぴゃーらー」というユニークな展示名は「フルーツパーラー」をもじって命名しました。
展示空間にはイラストがガラスに貼られています。
イラストは栗崎さん作、フルーツバスケットは小谷さんの作品です。
フルーツバスケットの作品は紙を球体にし果物に見立てました。
窓から差し込む光が床に写っています。
小谷さんの作品はみかんをモチーフにしたガマ口小物です。
元々みかんが好きな小谷さん、みかんをむく動作とガマ口を開ける動作が似ている事に気がつき、小物に仕上げました。
生地が薄いとみかんの柄がつぶれてしまったり、どんな素材にプリントするのか思考錯誤したそうです。
みかんの柄はシルクスクリーンでプリント。小谷さんが実際に試し刷りした作品も一緒に展示されています。
ちゃぶ台の上にみかんが置かれています。いえ、違います。みかんのガマ口です。
こちらは販売しています。とても人気で数が少なくなりました。
ここからは栗崎さんデザインの作品です。
これはバナナランプです。バナナの芯の繊維から作られています。
世界で一番消費されているバナナそこから出る物質を日常で使えるものに加工しました。
バナナを加工するまでの過程が展示されています。
こちらはバナナモチーフのフォントです。子供がアルファベットを覚える為に使用するパズルです。どのアルファベットもバナナを剥いた形になっていてユニークです。
お気に入りのバナナフォントを見つけたらお持ち帰りできるバナナフォントのシールがあります。
自分のイニシャルを発見したのでちゃっかり頂きました。
デザインの発想は身近なモノやコトの中に含まれていると示唆している展示です。
DFG 上園