croe wani crico「黒い絵」[WEST1-B:2014/3/15~3/17迄]

写真とイラスト、オブジェ、音楽等、メディアを柔軟に行き来しながらcroe wani cricoさんの世界が体感できる展示を開催中です。


展示室を入るとそこには無数の写真たちが有機的なリズムで展示されています。

展示室上部、こちらは蝶の聴覚を表現しています。
蝶が様々な場所(廃墟、中段の写真)を飛び周ります。

写真下段は蝶の嗅覚を表現しています。

様々な花の香を嗅いだ蝶はやがて死にゆきます。


中段に貼られた廃墟写真、銅山跡地、魚雷の観測場、リゾートホテル建設途中で中止になった場等、様々な場所で撮影されています。廃墟を通じて人間の行為の裏側が垣間見えるようです。


反対側の壁面には隙間なく線が交じり合ったイラストが所狭しと展示されています。
こちらのイラストは額にもペイントが施され、絵画がそのまま風化したかのようです。

展示室内にひっそりと掲げられた言葉。美と醜さの境界を問う言葉。
作品群を紐解く鍵になります。

こちらの作品に貼られている言葉は廃墟にあった書籍を切りぬいたもの。
時を経て作品の一部となった言葉達。

会場に流れる音はcroe wani cricoさんが制作しました。
絵画、写真、絵本、様々な角度からcroe wani cricoさんの世界を捉える事ができます。
展示室にビッシリと展示された作品達、重層的な構造をもって迫ってきます。
本日までの展示です。展示室内にて体感し想像しながら紐解いて下さい。

DFG 上園