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どんなもんじゃ! vol.4

みなさんはご存知だろうか?
原宿、竹下通りを抜けたその先に
隠れた名店「さくら亭」
があることを・・・





おしゃれなお店が立ち並ぶ原宿。

緑の豊富な奥まった場所ににひっそりと佇むその建物は、一見ただの一軒家。

その落ち着いた外観とは裏腹に、中に一歩足を踏み入れると、

世界が一変。

そこにはアートの世界が広がっている。

デザインフェスタギャラリーと直結した

アートなお好み焼き屋さん。


「おいおい、嘘だろ・・・」

信じられないことが起きたとき、人は皆一旦 “嘘” と言う物に認識する。

そして驚きはその後に訪れる。

驚きの規模が大きすぎると、認識するのに時間が掛かり、すぐに驚くことはできない。

しかしジワジワと、はっきりと心に刻まれる。


刻まれた傷はなかなか消せない。

その傷が消せる時、その時に価値観は一変する。


似たもの同士はナカナカ交じり合うことはないという。


例えば、男女の関係がそうであるそうだ。

似ていない遺伝子をいいと思い、気づかないうちに自分と遠い人間に惹かれると言う。

そうすることで、子孫がより強い耐性を持ったものになるらしい。


例えば、こんな経験はないだろうか?

学生時代に仲の良くできなかった人を思い出してもらいたい。そう言う人はどこか自分に似ている部分があったのではないか?好きになれなかった先生。その中に将来の自分を垣間見てしまった気がして仲良くなれなかったのではないか。


例えば、こんな光景見たことないだろうか?

対立しているAとB。AはBの批判をしながら、Aの正当性を訴え、BもまたAを批判することで、B自身を正当化するという事をしている。しかし、その二つは同じゴールを目指している。ただプロセスの違いによる対立。


もし、以上の例の者たちが、手に手を取って協力し合ったらどうだろう。二つは似ていたり、同じゴールを目指しているために、もっとずっと大きな成果を出せるとは思わないだろうか?
しかし、そうもうまくいかない物である。


では、唯一うまくいった例をお話しよう。

私がそれに初めて出会った時に発した言葉は

「おいおい、嘘だろ・・・」

であった。どちらも主食、ゴールは腹を満たすこと。

お分かりだろう。そう、 “お好み焼き” と “米” である。

最初の驚きは凄かった。しかし、一度口に入れてみると、私の考えは間違っていたと一瞬で悟ることができた。

その驚きは更に強烈であった。

強烈すぎる驚きは、認めるのに時間がかかる。

未だにお好み焼き屋さんで、ご飯ものを頼むのに抵抗がある。

しかし、思い切って頼んでしまえばなんの事はない。そこには最強タッグが待ち受けている。


お好み焼き屋さんで、私は失ってしまった、

「生きていく上で本当に大切なこと」

を、思い出させて貰った気がする。

生きることの価値観が一変した。俺は生きてる。


あの時から連絡をとっていないあいつに、今夜メールでもしてみよう。




「さくら亭」

どこか懐かしい外観が、忘れかけてしまった事を思い出させてくれる場所。

私はそう解釈しました。

ごちそうさまでした!!


デザインフェスタ 竹内


※メニューがうまい!ところ以外は、一部フィクションの要素もございますが、本当に美味しかったです!原宿にお越しの
際にはぜひ!!


過去の「どんなもんじゃ!」はこちら↓↓
[どんなもんじゃ!vol.1]


本当の[さくら亭]について知りたい方はこちら!⇒[さくら亭]