バナーエリア

このブログを検索

中山拓也×森聖 『臭展-nioiten-』 [1-A:12/18-12/20]

建築を学ぶ大学二年生、二人の展示です。




絵画が森さんで、
錆の作品が中山さん

「建築学科」という色眼鏡で見ているからかもしれませんが、空間の使い方がうまいなと思いました。くぼみや扉の上の変則的な場所も、うまく使っています。また、それぞれ白い壁に映える様な作品の選び方、見せ方であるように感じました。





ほとんどモノクロームで構成された、森さんの作品です。






中山さんは、野菜などを使って鉄板を腐食させた作品です。

それまであまり話したことの無かった二人ですが、森さんの絵がうまいことを知った中山さんが、夏頃「一緒になにかやろう」と声をかけたところから、交流が始まったそうです。

互いの印象としては「大人しいと思っていたけど、話かけてみたら、特に絵に関しては熱かった!」(中山さん談)、「(段ボールで家作ったりしていて、)面白い、興味深い」(森さん談)とのこと。

それぞれの作品もめちゃくちゃ面白いんですが、二人の才能が合流したところで生まれるハーモニーに、高いポテンシャルを感じました。



そうそう、森さんの話にもあるように、中山さんは色んなところに段ボールなどで家を作って、住んだりしてます。夏には自分の部屋の中に作って、一ヶ月程暮らしたのだとか。森さんはそれを面白がって、手伝ったりしているそうです。

中山さんのブログはこちら
独特の絵と文章が興味深いです!

森さんは、Tシャツや靴などのデザインをし、販売もしています。
サイトはこちら

才能というのは、出会うべくして出会うものなんですね。
学外は初展示という二人ですが、この先何を見せてくれるのか、本当に楽しみです。

DF STAFF KOZUE