須田誠さんのワークショップ13期の仲間、9人が展示をしています。
実は、ワークショップを一緒に受けていたのは二年ほど前だそうです。「13期だから2013年のうちに展示をやりたいね」ということで、今回実現したそうです。
千咲 『?』
「元気?」という吹き出しのついた、千咲さん自身の写真が写っています。
その向かいには、こんなホワイトボードが。
ただ写真を展示するのではなく、インタラクティブな仕掛けが面白いと感じました。「元気?」と答えると「元気。」と答えたくなってしまう。もしかしてこの問いかけは、smileへの近道かも。
おおさわとも 『$M i L Ё』
おおさわさんの作品は五枚の写真で構成されています。それぞれ「きれいだなー」と眺めていたのですが、よくみるとsmileの文字が!上の写真は「E」です。
https://www.facebook.com/tomo.ohsawa
Sayuri 『EYE : the window of the heart』
Sayuriさんが撮った動物たちは、全員こちらを向いています。「笑う時ってどんな時かな?」と考えた時に「通じあえた時じゃないか」→「話す時は人と目を合わせるようにという言葉もある、目を見て伝わることもある」→「言葉では通じ合えない動物と、目を合わせる(こっちを向いている)作品を作ろう」となったそうです。
目は心の窓という言葉が英語にあるそうで、それがタイトルになっています。ただ「動物の写真だ―」と楽しむことも出来るし、掘り下げれば「笑顔」や「通じ合う」というコンセプトについて考えてみる機会にもなる作品。
http://sayuri-artwork.tumblr.com/
IKKEI
世代の違う人の色んな表情を捉えた作品。
感情を表情に表す人々の様子に、思わず笑顔になってしまう作品。いい泣き顔だなあ。
フーミン
このバクは暑いんでしょうかね。伏し目がちの目、のびた舌、ちょこんとそろえた前足にどことなく哀愁が漂います。
KaoRin
先日も別の仲間と展示していたKaoRinさんです。(先日のblogはこちら。) 四枚の写真で、それぞれ動物の口の形が「す」「ま」「い」「る」になっています。しかも、とっても楽しそうな表情なんですよ。KaoRinさんの独自の視点というか、「こういうところを見ているんだなー」というところに感心します。ポートフォリオに入っている作品も、もれなく視点が独特なんです。
イッセイ
イッセイさんの作品の中には、猫の作品が二枚ありました。一枚は夏に車の下で涼む猫。もう一枚は、冬に身を寄せ合う猫。二枚あることで、猫の習性が浮き彫りになっているところが興味深かったです。
みるく 『大人の子供遊び』
笑ったり、飛び跳ねたり、子供のように大人が本気で遊んでいる情景です。サイズが大きい分、ダイナミック。子供以上に純粋な気さえしました。
KULA 『距離感』
「距離感」と題された、女性のポートレート。スペースの中では一番雰囲気のある、大人っぽい作品。肌の露出がある訳ではないのに、撮った時の被写体とカメラマンの空気感、緊張感が伝わってくるようで、見ていてどきどきしてしまいました。
全く作風の違う9人ですが、とても仲が良く、毎日多くの人が来て盛り上がっています。
本日までになります。
DF STAFF KOZUE
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