WEST 1-D
海野萌、竹之内洋平、林哲生 『3』
2013.9.13 - 2013.9.16
それぞれ異なる大学、 異なる分野で学ぶ3名による展示会です。
テーマは『3』
それぞれがそのテーマに対して答えます。
竹之内洋平
日々の生活で忘れ去られていくもの。
人々が開発を重ね、消費し、気付かれもせず失われていくもの。
それは特定の生物が絶滅する感覚にも似ている。
例えば、このビデオテープはDVD、ブルーレイの時代に移り変わり、
今やその存在すら忘れかけている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
言うなれば、長い歴史に幕を閉じてしまった。
この流れを止めることは誰にも出来ませんが
私たちがものの見方に多少なり影響を与えることは確かなのではないでしょうか。
その他、時代の流れと共に忘れ去られていったものが作品として並びます。
海野 萌
青みを帯びた写真が特に印象的な海野さんの作品。
人物を被写体に選べば、素敵な表情を引き出し
風景を選べば透き通るような透明感が表れる。
どの写真からも、どこかノスタルジックな印象を受けるのはぼくだけではないはず。
人体の美しさが凝縮された作品。
骨、筋肉、脂肪の動き、流れが見える非常なオーラを纏った作品。
林 哲生
プロダクトデザインを学ぶ林さんの展示作品はEVA樹脂を使ったうつわ。
三角形のEVA樹脂を縫い合わせ、シンプルなフォルムの中に感じる遊び心を感じます。
軽く、柔らかく、耐水性に優れるという素材の特性を活かしてたでいます。
また、特性上割れないので、使用しないときには潰して畳むことが出来る省スペース設計。
海野 萌
日本大学芸術学部写真学科 3年
竹之内 洋平
東京藝術大学美術学部デザイン科 3年
林 哲生
多摩美術大学 生産デザイン学科 プロダクトデザイン専攻 3年
展示期間は明日9/16(月)まで。
--- chida ---