工学院大学写真展
EAST館 201,202,203 の3スペースに渡って
数十点もの写真作品が飾られています。
一部ではございますが、会場の様子をお伝え致します。
201+202号室
今展示会のテーマは「夏」
気付けば学生の夏休みも終盤、あと一週間も経たない内に
季節は九月へと突入してしまう。
その前に、夏を惜しむ、写真展にて。
それでは写真作品のご紹介に移ります。
セピアやモノクロでも伝わる「夏」の香り
視覚からだって夏は感じることができる。
また、抜けるような青さと傍らに白。
この配色は夏だけでなく、照り付く暑さの対比にも見えてくる。
童心に帰るならば、田舎、故郷の光景を思い返す。
夏の過ごし方、方法や場所。
自分の記憶に触れる光景をを見れば、
懐かしさを覚えて。
自分の記憶にはない光景を見れば、
テレビ越しで見る、どこかの現実として映る。
景色の色味、明るさを考えるならば、
春と夏の二つがコントラスト高めになるのだろうけど。
陽射しの強い夏は、更に対象の輪郭と影をくっきりと浮かび上がらせる。
だから、「焼き付く」なんて言葉がぴったりだと思う。
「夏」がテーマだからって、夏にシャッターを押す必要はなく。
間接的に夏に触れたっていい。
観る側だって、多くを考えずに作品に触れたっていい。
それであっても、印象的な情景が脳に焼き付くはず。
俳句の季語ではないけど「夏」というものは
自身を象徴するモチーフが沢山あるのだなと展示を見て再認識しました。
本日会期最終日の為、お早目にご来館ください。
(ぱんだ)