イマムラ ケンサクさん 個展
" ocome展 "
2013.6.28 - 2013.6.30
EAST : 102 にて開催中
今展示会ではイマムラさんが3年間描き溜めた作品群の中から
アクリル画をメインに展示/公開されています。
// 活動履歴 //
2009 garaniph design award dazed and confuzed prize
2010〜2013 Bologna ILLUSTRATORS EXHIBITION
2010〜2012 Design Festa vol. 31,32,34,35
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「 はる・なつ・あき・ふゆ 」 |
正面を向いた表情描かれた作品は、
よく見るとその多くがぽっかりと口を開けている。
それは無意識に開いているのだろう。
まん丸な瞳は肉体/精神的にも無防備の装い。
しかしながら、彼らの後ろに、何か、濃い存在を感じる。
カジュアルな服装に惑わされそうになるけど、
大変野性味がある、子供たち。
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「 証明 」 |
妖しく光るまん丸な瞳は、
宝石をはめ込んだみたいだ。
人間と比較し喜怒哀楽の判別がつきにくいアルパカ。
その表情から察するというよりは、今ある表情/形を
そのまま享受させようとする。
大変強い、証明。
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「 やせイヌ 」 |
「やせ」とは体重が減っている状態のことを示す。
ここで描かれているイヌはどのような原因により
「やせ」てしまったのか?具体的な説明はなされていない。
余分な肉/脂肪がなく、骨が皮膚を押し返す様子が露である。
細くなってしまった瞳、獲物を待ちわびる口元。
何の為か。
生きる為に他ならない。
イマムラさんが描く「動物」と「人物/人間」を鑑賞していると
嫌でも強く意識させられる、
二者の立ち位置の違い
生きる方法の違い
作品を通して、体感して欲しい。
本日 6/30(Sun) が最終日となります。
是非、お早めにお越し下さい。
(ぱんだ)