高校時代の同級生、三人のグループ展です。
去年九月に個展をした鳴倉さんが声をかけ、一緒に展示することになったそうです。
グループ展ですが、それぞれ展示タイトルが違います。
まさきさんは「ちらかし魔」。
たくさんの絵をぎゅっと飾ったところからだそうです。実際の部屋もちらかしているというのもあるのだとか。
赤が多く使われている、インパクト大なイラスト達!
まさきさんはこのグループ展とは別に、学校のグループ展などで何度か展示を経験済みです。でもやはり、「学校での展示とはまた違いますね」とのこと。今までの展示より大きいスペースをちらかせて満足!という様子でした。
Amiiiさん「In my pockets」
Amiiiさんにとっては初めての展示。今の自分のポケットの中、手の内を見せるという意味が込められています。落書きみたいなさらっとした絵、水彩で写実的に描いた絵、キャラクターのようにデフォルメした絵など、様々なテイストが飾られています。初の展示に向けて、さぐりさぐり準備していったそうです。
上の写真は、看板から着想を得たもの。
絵は架空の看板。
昔から車から見える看板に興味があったのだそう。「看板はもっと描いていきたい!」とおっしゃっていました。今回は時間が足りなかったのと、準備していた絵の一部を祖父が誤って捨ててしまったのと・・・。初展示なのになかなかスリリングな状況です。
前回初めて展示をして、直接見て貰うこと、色々感想を言って頂けたことが刺激になったと鳴倉さんは言います。
表情に力を入れていて、それぞれの作品に描かれた人物やそのエピソードに思い入れがあり、どの作品も気に入っているという発言がとても印象的でした。
絵画の周りに写真を多く配置した展示構成。
前回の展示でどう感じたのか、それを踏まえて今回はどうしたのかということまで聞くことが出来たので、スタッフとして個人的に励みになりました。
短い解説(詩?)付きの凝ったタイトルがそれぞれの作品についています。絵をじっくり鑑賞した後は、その辺りをつっこんでみても面白かも?
鳴倉さんのwebです。
グループ展と言えど、タイトルも展示経験もテイストも違う三人。それぞれの個性を一部屋で楽しめちゃいます。26日まで!
DF STAFF KOZUE