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もう冬がきてん


去年の10月に「秋がきてん」という展示が行われました。
秋を連想させる木箱のようなものや、落ち葉が落ちていたり。

今はあれから4ヶ月程が経過し、2月。
続編「冬がきてん」をご紹介致します。


作家の皆さんは、作品以上にキャラの濃い方たちです。
主にイラストレーションの展示ですが、何かこう、
展示作品以上にぐっと引き込まれるものがあるのです。

よこたひさこ

パンツ、マフラーのみ着用した子供。そしてクマ。
不思議な世界に広がる国籍不明な少年とクマの物語を感じます。


ただの絵?と思いきや、そうではありません。
オシャレな柄のマスキングテープを切って、貼って、
背景に使用したり文字を書き込んだり。
ちょっとトリッキーな感じです。

チバシイナ

安定のウサギでございます。
寂しさを感じずには居られない作風。
孤独と戦うのか、それともうまく付き合ってゆくのか。
そこが問題なのです。



FUJITA MAI

FUJITAさんも、ウサギを題材に使うことが多いのですが、
もはや形を崩しすぎていてそれがウサギなのか何なのかギリギリのラインでございます。
ただ、そこがまた好きです。

メインの作品はこちら。
動物の鼻の部分、人間のほくろ、清少納言(?)の眉毛の部分。
それぞれの位置には雪と一緒に降ってきた黒いクモのような生き物がついている。
と、不思議ストーリー設定をされています。
このなんとも言えない不思議な感情はFUJITAさんの作品ならではの貴重な感覚です。

溝井 静香

ひめちゃんともりちゃん。
ご覧の通り、めっちゃ可愛いヒツジのキャラクターです。
名前の由来はひめちゃんがお姫様系の女性。
もりちゃんが森ガールをイメージしています。

ちなみにぼくはもりちゃんが好きです。 

Ogasa Emi

Ogasaさんの作品は時間軸を無視したと思われるロマン溢れる作品を作っていました。
歴史的な人物を配置させ、奥行きのある作品で宇宙を表現しています。
右上でその物語を除くのは、恐らくOgasaさんご本人でしょう。

れれむ

前回お話を伺ったときに、絵柄を変えたと仰っていたれれむさん。
この数ヶ月の間で、またもや表現の幅が飛躍的に上昇しているのに驚きました。
次回の作品にもおのずと期待が高まります。


この「きてんかい」ですが、もう既に来春に行われることが決定致しております。

4月の末頃にまたデザインフェスタギャラリー原宿にて行う予定ですので、
皆さん要チェックですよ!


--- けんや ---