金正喜さん、石橋美智さん、佐藤真珠さん。
三人の女性フォトグラファーによる写真展 " hello " のご紹介です。
陽射しを多分に受けた作品は、
少し褪せて見える。
真夏日に洗濯物をベランダに干して、
放置し過ぎたときに起こる。
生地が陽に焼けて白む感じ。
恐らく部屋の面毎に作家が異なるのでしょう。
印刷紙、配置、トリミングの形状。
似通った風景に見えるのは、
一つの展示空間として、芯が捉えられているから、感覚。
( この並び、たまらなく好き )
光を取り入れるということは、
影を奥に追いやるということ。
光を取り入れるということは、
影を大切にするということ。
被写体が植物から生命にシフトしても、
光を取り込んだ艶かしい情景は相も変わらず。
局部のみ、ではなく、全体に光を注ぐ。
私個人、光は丸みを持ったもの、というイメージがあります。
それは豊満な女性の肉体を連想させたり。
息づく植物でもあり、廃りに向けた救いのようにも見える。
また見える/見せない の天秤も、
波打つボートの上に身を置くように。
行ったり来たり。
こちらの一枚は、肌がさらし者になる一歩手前なのだけど。
「 あともう一枚! 」
とは思わないのです。
足りる/足りない の両方を作品自体が補ってくれている。
スペースの中にある文字情報は、今展示のDMのみ。
与えられる物のみを鑑賞者である私たちは受け取り、
誰とも知らぬ、どこかもわからぬ場所を想う。
そのことがとても愛おしい。
公開は 10月23日(火) まで。
目の前のカフェでコーヒーでも飲んだ後に、
ご鑑賞頂ければと思います。
( ぱんだ )












