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『 C2 』


  "踊る四角に、エキセントリックお嬢ちゃん。
エロス溢れる熱帯夜。美味しい気持ちに、妖しく煌めくシャンデリア。
気づいた時には、あなたはすでにC嬢の虜...。 "

EAST : 102 で開催中 " C2 " のご紹介です



アビルマリさん

肉付きの良い肉体と下着を
惜しげもなく披露する女性を描いた版画。

色と線の組み合わせで、柔さを描いてらっしゃる。 
完成された画は、潔さ/余裕に満ちている。



いわいあいみさん

スペース内部に用意された板張りのボックスの
上下左右に描かれたイラスト。
程よい高さで、腰掛けたくなる、うずうずする。

面ごとに異なった情景が描かれていて、
同じ目線になったり、俯瞰してみたりと、
マルチアングルを一カ所で可能にしています。


タカハシさん

壁面に投影された映像作品。
あらかじめ壁面には模様を描いた紙を貼付けていて、
そのまっただ中に、同じく模様の映像を投影させている。

似通った模様、二種類が一つの面にレイヤーとして重なる。

自らの視点をかえて、横から映像を覗いてみる。
プ実は、ロジェクターの光は用紙をも貫通し、
幾多のスクリーンが生まれていた。

是非、視点をぐるぐるかえて、楽しんでほしい。


さちこさん

素材のセレクトと配置の距離感が絶妙だなと思う。

関係性の薄い物を一つの枠組みの中に放り込んでみて。
さちこさんの作品は、何らかの関係性を匂わせつつも、
一匹狼であろうという疑いも持たせている。

もしかしたら、遠い祖先なのかもしれない。

根源に至るまでの道のりをたどっていくと、
細い糸で繋がってるのかもしれない。



やまだずいさん

アクの強さ、ひょうきんもの。
今現在まで生きてきた事実を背に抱えた上で、
その顔を観者/正面に向ける。

生まれたままの姿ではなく、
きちんとしたバックグラウンドを経ての今。

だから、本当にある、と証拠がなくとも頷きたくなる。

喜怒哀楽の調合比率がわからなくなって、
なんとなく調合したらこんな表情になったのかもしれない。

でもそれは確かに常識の延長線上にある。

現実から目を背けずに夢を見る、そんな様子が伝えられるかなと思って、
この二枚の写真をセレクトしました。

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10月12日(金) までの開催です!

(ぱんだ)