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女川るい子 『PLEASE COME BACK』 [1-B:4/15-4/21]

女川さんの展示です。
現在美大で勉強中だそうです。

壁には切りっぱなしのキャンバスが何点も並んでいます。張ったキャンバスを描いた後に外して切ったのかと思いきや、始めから切りっぱなしのものに描いたそうです。

「張ったキャンバスを前にすると気追ってしまうので、紙に絵を描くみたいに描けたら」と、始めたそうです。今回展示している作品はほとんどが切りっぱなしのキャンバスに描かれたものですが、これだけ描いた成果が出たのか、現在は張ったキャンバスに描いているそうです。



背景をほとんど塗らず、人体から耳だけが抽出され、細かく細かく描写されています。

要素を極限まで削ぎ落として、描きたいところを、琴線に触れるところのみを描いているとしたら、具象でありながら抽象画に近いと思いました。

 もう一枚紹介します。

 こちらの絵も、部分部分にとても心惹かれます。手、足、その指、の節。顔以上に多くのことを伝えんとしているように感じます。

太股の立体感やお尻からちらりとのぞく性器、毛などの描写も、なんだかとてもいい。

女川さんはゆっくりするのが好きなのですが、逆にだらだらしないようにタイマーをかけて、描く時間と休憩時間を区切りながら描いているそうです。

「しばらくはこういう絵を描いていくと思います」と言っていた女川さんが、そのもっとずっと先に何を描くことになるのか私にはわからないのですが、色々な制約や影響から解き放たれた時に彼女が何を描いているのか、とても知りたい様に思います。うまく言えないんですが、なんだかとてもポテンシャルを感じます。

http://twitter.com/RuicoMegawa

DF STAFF KOZUE