3104Kさんの個展が始まりました。
3104Kさんの展示を私が見るのは、グループ展含め三度目です。
前回の展示の様子はこちら。
「”何色”に見えていますか?」
敢えてモノクロにしましたが、壁や紙、文字は何色だと思いますか?
3104さんの展示スペースに入口から入ると、こんな光景が目に飛び込んできます。真ん中で区切って、左がカラー、右がモノクロ写真というように、同じ写真が対称になって並んでいます。
色の記憶は一番薄れやすいそうです。
例えば東京タワーはオレンジ色に見える。でも疲れていると景色はすべてモノクロに見えたりする。撮った写真も昨日見た時はソフトな感じがしたのに、今日見るとソリッドに感じる。
色も見え方も結局思いこみ。
そういうことを写真を通して伝えたかったと3104さんは語っていました。
また、カラーとモノクロで、陽(善、明るく楽しい世界)と陰(悪、暗く寂しい世界)としています。その上で、カラーでも悪を想起させるような暗いものもあれば、モノクロでも明るさ、光が感じられる時もある、やはりそれも思い込みと語っていました。
3104さんはずっと使ってきたカメラ、キャノンのKissに限界を感じ始めていたそうです。夜景のように撮りづらいものを撮ってカメラの限界まで挑戦しつくしたら、このカメラを卒業しようと思ってこれらの写真を撮り始めたそうです。
結果としてはこの展示でKissを卒業し、新しいカメラを購入する予定だそうです。
次の展示にはどのような写真が並ぶのか、楽しみですね。
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DF STAFF KOZUE
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