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乳白色の”うまれる 展”。

102で開催中の乳白色の”うまれる 展”。



女性6人のアート&デザインユニットです。

空間も優しい色でまとまっていて、柔らかく、落ち着いた雰囲気です。

まさに乳白色です。

入口左にあるこちらの作品は、田中久美子さんのprimeval oceans.

高い場所から滴り落ちる雫のようでとても綺麗です。







その横には、野口摩耶さんの”おかげ様でこうなりました”の写真がずらり。




今の自分と子供の頃の写真が一緒にあり、子供の頃の写真は丸くぽっこりと立体的になっています。

お母さんのお腹の中に入ってるイメージなのでしょうか。

どのような事を言われて育てられたのか、親御さんがいつも言っていた言葉が横にあります。


みんなそれぞれおもしろいですね。

こちらは、高芝由真さんのLOCUS〜青い鳥のきせき〜。

高く伸びた生地にの袂には1輪の青い花。

タイトルの青い鳥が花になってうまれています。


その横には、安田真弓さんの”気持ちコレクション〜ひとのなかに生まれる気持ち。〜”



フレームが立体的に展示されています。
それだけで不思議な空間ができていますが、よく見るとひとつひとつに気持ちが書かれています。



いろんな気持ちを見つけてください。

その横には、弥生一葉さんの”分裂とあみだくじ”の作品。



天井から伸びているカラフルな紐。

その間には自然や家族の絵が描かれたものが。



全てのものは繋がっているようです。

真下に置かれている石のような作品のひとつひとつには紐が固く結ばれています。



絆を表しているように感じました。

そして、真ん中には望月友紀子さんの”体内銀河”。



白く蠢く立体物が、ぽつんとそこにあります。



背は大きくないのですが、存在感あります。

止まっているのに動いているようです。

まさに、命が宿る(うまれる)瞬間。

体内が銀河です。

見応えある乳白色の”うまれる 展”。

明日までですので、ぜひお越しください。


まいこ