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『MOJI EXPO』
2021.3.29-2021.4.1
at EAST 102

多摩美術大学の1年生有志11名によるタイポグラフィーの企画展『MOJI EXPO』がEAST 102で開催!タイポ好き必見の遊び心溢れる作品がびっしりと並んでいます。



多摩美術大学のグラフィックデザイン学科のほか、情報デザイン、生産学科プロダクト専攻、同テキスタイル専攻、さらに工芸学科などさまざまな学科の学生が集まり企画された今回の展示。とにかくタイポグラフィーで展示をしたいという有志が集まり、さまざまなアプローチのタイポ作品が壁中に並んでいます。




普段は別の分野を学んでいる11人ですが、だからこそそれぞれの個性が色濃く反映されたバリエーションが豊かな作品が目白押し。

こちらはグラフィックデザイン学科のWAIさんの作品。
標識などを主軸に、街を歩いていると自然と目にする文字たちにフォーカスを当てた作品です。

「ハイウェイ」という文字は、語感の響きからすでにアッパーな言葉ですが、その「アッパーな感じ」がタイポグラフィーで表現されています。




続いての作品は生産デザイン学科テキスタイル専攻に在籍する湯舟 健生さんの作品。
文字ということを抜きにしても「強敵」感が出ています。

アニメやゲームに出てくるボスキャラが持つ不穏で底知れない雰囲気やヒール感が、「強」や「敵」などの漢字が持つトゲトゲしさとマッチしていますよね。




情報デザイン学科のタナカユキさんの作品は、英単語の持つ意味を抽出してビジュアル化したもの。中央のseparate=離す、別れる やBIGなんかはわかりやすい例ですね。

言語機能の仕組みとして、人間は視覚から得た一次情報を変換して意味を解釈しています。つまり、文字という記号が静止画や映像などビジュアルイメージとして脳内に現れ言葉の理解に繋がるのですが、タナカユキさんの作品はそれが一つの作品で完結しています。




タイポグラフィー作品のもう一つの楽しみ方がグッズ。
本展示は各作品のステッカーや雑貨なども販売されています。
ラップトップやスマートフォンケース、手帳やノートなどにもたくさん貼りたい。

本展示は平日の開催にも関わらず多くの人で盛り上がっていました。
多摩美らしさ全開の『MOJI EXPO』は4/1(木)まで開催中。
ぜひお立ち寄りください。


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>>> 展示スペースの詳細はコチラ
staff isaka