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いたみちはる 『いたみちはる個展~5次元ユーフォリアの実験~』

『いたみちはる個展~5次元ユーフォリアの実験~』
いたみちはる
2019.6.15 - 2019.6.17
space : WEST 1-A


クリエイト組織「5次元ユーフォリア」を主宰するいたみ ちはるさんによる初の個展が開催中!
マンガ、絵画などを通して表現する5次元の興味深いいたみ ちはるさんの世界をぜひご覧ください。



いたみちはるさんによると「5次元」とは自ら自在に環境を変えることのできる世界。
ちょうど夢を見ているとき夢のなかで自分を認識する感覚なのだといいます。

いたみちはるさんが作品で表現するのはそうした「5次元」の世界。
作品は現実世界(3次元)で5次元の世界を見える形に表現することを目指しています。



もともとマンガでそうした世界を発表していたそうですが、
当初からマンガだけでは表現しきれない部分を絵画で表現していたとのこと。

創作したマンガから絵画が生まれ、描いた絵からマンガの物語が生まれていく。

いたみちはるさんの世界はそのどちらも必要としています。



絵画作品は、層状に塗り重ねた溶剤系絵の具を乾ききる前に垂らしたり、掻いたりすることによって、
画面に豊かな表情が生まれています。
さらにその画面に、いたみちはるさんのマンガ『blue teen』の登場人物たちがデフォルメされて描かれています。



「透明な境界線」というこちらの作品。
スペード感を感じさせるラフな筆致で2人の人物が描かれています。



作品のキャプションは薄い紙でカバーされ文字情報を読むことはできません。
一見不思議なこちらの仕様は作品にまず目を向けてほしいからなんだとか。
なるほど、作品を感じてから文字情報が欲しい人はキャプション部分を押さえつければ文字がくっきりと浮かび上がってきます!



こちらがマンガの「blue teen」。
いたみちはるさんのライフワークという本作は現在4巻まで発表。
物語は私たちの知る「3次元」からスタートし、徐々に次元がシフトしはじめているんだそう。
どんな物語なのか興味をそそられる作品です!
いたみちはる さんは日々SNSでも創作の一部を発表しているそうですのでぜひチェックしてみてください!

いたみちはるさん初個展『いたみちはる個展~5次元ユーフォリアの実験~』は6/17までの開催。
ぜひその世界に出会いに足をお運びください!


プロフィール    
いたみ ちはる(5次元ユーフォリア主宰者)
2014年に初のイラスト集を発表。その後も漫画家としてネットを中心に漫画を執筆、その傍ら2014年に新宿で二人展を開催。
2017年から絵やデザインをテーマにした「5次元ユーフォリア」というクリエイト組織を主宰。Kindleにて絵本、『みけの絵本シリーズ』を開始。
2018年から漫画『blue teen』開始。銀座モダンアート・コミック展IVに出展。漫画、イラスト制作の傍ら音楽のジャケットデザインなどを手がける。
2019年には初の個展を開催。

展示コンセプト   
いたみちはるがライフワークとして取り組んでいる漫画「blue teen」のキャラクターをモチーフとして、自分の普段考えている世界観をアクリル、溶剤系絵の具を用いてキャンバスに表現。今回は初の個展なので5次元ユーフォリアの実験というテーマで作品を作成。目に見えない世界、3次元を超えた世界を可視化させようとした試み。
キャンバス以外にも漫画「blue teen」やカラー画集「color teen」も用意します。


https://www.5jigeneuphoria.com/



>>>展示スペースの詳細はこちらから
staff shimada