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【企画展】F0号展 作品紹介vol.1



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F0号展 - Smallest Art Exhibition -
2020.3.8(日)〜 4.4 (土) 4週間

DESIGN FESTA GALLERY EAST アートピース
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アートの最小規格である「F0号」サイズのキャンバス。
サイズは140mm × 180mm と、アートに馴染みがないと言われる日本の住空間においてもアートを気軽に生活に取り入れられる、とても親しみやすい規格です。

絵画全般に用いられる木製パネル、F規格の中で最も小さい0号。
小さいからこそ、その四角の中には作品の魅力が凝縮されます。

3/8(日)から約1か月に渡り開催される『F0号展』では、そんな最小のフレームから無限に広がる表現の数々が多数集まっています。

こちらのブログ記事ではF0号展に出展する作家19組中5組( EAST アートピース「1」〜「6」)の作家による作品をご紹介いたします。



artpiece E-1 : 和田真由子 



切り絵作家の和田真由子さんはF0号サイズの切り絵作品を4点出品。
静かに眠るような表情をした女性像は、教会のステンドグラス作品を見ているかのような神秘的な雰囲気を纏っています。




伏し目がちな表情からはどのような感情を抱いている読み取ることは難しく、だからこそそれがミステリアスな魅力を一層掻き立てます。画面左側に見えるシャビーな色合いをした背景色は、経年変化した銅板のような質感をしていて、まるで昔からこの作品が存在しているような存在感があります。ぜひじっくりと見て欲しい作品。

https://www.instagram.com/tobiha.mayu/?hl=ja

artpiece E-2 : ゆうたろ



この写真を撮影した頃には、もう既に作品が1点売却済みでした。
ライブペイントなどでも活動しているゆうたろさんの作品は、小さいながらもそのライブペイントで見る個性が凝縮された、色の宇宙が広がっているような作品です。




《空の自分に怯える》というこちらの作品。
白いシルエットの人物の外側があまりに鮮やかすぎて、より一層内側の「からっぽ」な感じが強調されています。まわりが輝いて見えるからこそ、自分の内側に視点を移すと、その空虚さに膝を抱えて怯えてしまう。悩んだり苦悩している心模様や、外と内の境界に「こうありたい、でもなれない」といった葛藤が描かれています。

artpiece E-3 : J.『The Flower Speaks vol.2』



ちょうど1年前に同名の個展を開催したJ.さん。
今回の作品群はその第2弾という位置付けです。

生き生きと生命力に満ち溢れた生花ではなく、あえてその瑞々しさが失われたドライフラワーに本質的な美を見出している作品です。




無造作にマスキングテープを使って壁に飾られているであろうドライフラワーの様子を、そのテープや影まで忠実に描写しています。枯れてしまってこうべを垂れているその姿は、本当にこちらへ何かを語りかけているかのようにも見えます。

http://instagram.com/j_s_draw

artpiece E-4 : 龍花



続いても一つのモチーフをメインに据えた作品。
龍花さんは、その作家名の通り龍を用いた華やかな世界を描いています。




空想上の生き物は、ある程度定型は決まっていますが正解が存在しないため、書き手の創造性が発揮されるモチーフです。龍花さんの描く龍は、一般的にイメージされる龍よりも優しくて繊細な表情が特徴的。自由を謳歌しているような天真爛漫さと神秘的な世界観に引き込まれます。

artpiece E-5 : usaco



一転して抽象画が整然と並ぶusacoさんの展示スペース。
1点1点にタイトルが付されており、「夢と現実の狭間」というテーマのもとそ言葉を観念的に表現した作品となっています。

例えば中央に位置する《悲観》は黒々とした全体像からかすかに赤色が覗いています。
「お先真っ暗」という言葉がありますが、何かに悲観するとき、たいていその視界は暗く見通しが悪かったりするものですよね。




《妄想》という作品は、絵の具が厚塗りされその筆致、筆の走る痕跡が生々しく残る作品。一度始まった妄想は自分の頭の中だけで繰り広げられる連想ゲームのようで、ぐちゃぐちゃと絶え間なく広がっていきます。こちらの作品ではそんな収拾のつかないさまが色と形に表れています。



artpiece E-6 : ある 『ぷちピース展』



『F0号展』がスタートした当初は空席となっていたスペースに突如として表れたイラスト作品3点。各作品ともテーマカラーがあり、切り絵のように人物が描かれています。




顔は見えなくても美少女とわかるのはなぜなのでしょう。
自分が可愛い、美しいということを自覚している人の仕草に、わかっていてもグッときてしまいます。少ない手数でも個々の特徴がしっかり訴えてくる、不思議な魅力をまとった作品です。


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F0号展は4/4(土)まで開催中!
さらに翌4/5(日)から約1ヶ月の会期で、新たに19組の作家が入れ替わり『F0号展2』がスタートします。合わせて総勢38組による最小アートの世界を、ぜひ体感しに来てください。



『F0号展2』4/5(日)から開催!