『卒業制作展』
2019.2.12-2019.2.14
at WEST 1-D
春の展示シーズン到来!
といっても季節は冬真っ只中ですが、ここから春の始まりまで、展示ラッシュが続きます。
ということで、東洋大学美術研究部さんの卒業制作展が始まってます。
美術系の学校でなくとも、一般大学には必ずと言っていいほど存在する美術部。
東洋大学の美術研究部さんもその一つで、今回は4年生による卒業制作展となります。
内容はイラストや写真、鉛筆画などさまざまで、部員各々の得意分野を活かした作品が並んでいます。こちらは浜田優華さんによる作品。ゆる〜い線と謎の世界観がクセになりそうです。
あんしんさんによるこちらの作品もイラスト。
2点ですがそれぞれ対照的な、対となる作品が並んでいます。
ショートアニメーションのワンシーンのような、哀愁漂う場面。
一人の時間に思いを馳せ、夜に漂っているような感覚。
一見関連性のなさそうな3点の写真。
「ショーペンハウアーについて」というタイトルが付された田所郁美さんの作品です。
ショーペンハウアーといえばニーチェにも影響を与えたというドイツの哲学者として有名ですが、彼の残した名言の中に『孤独を愛さない人間は、自由を愛さない人間になってしまう。なぜなら、孤独でいるときにのみ、人間は自由になれるのだから』という一節があるそうですが、人の気配の無い、撮影者のみの視点から捉えられた風景からは、孤独であれどそれを謳歌するさまが表現されているようにも見えてきます。
東洋大学美術研究部4年 『卒業制作展』は2/14(木)までの開催となります。
ぜひ足をお運びください。
【出展スペース:WEST 1-C】