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Cheng Po-Chun/Chen Cin-Mao/Zhang Chun-Min 『MATERIAL/RECREATE/EMPTY PLACE』

Cheng Po-Chun/Chen Cin-Mao/Zhang Chun-Min
『MATERIAL/RECREATE/EMPTY PLACE』
2018.12.18 - 2018.12.21
[WEST 1-D]


台湾から来た3名の作家による、グループ展が開催されています。
絵画から立体アートまで、それぞれ違う世界観で広がっていて、
それぞれに刺激し合う空間へ遊びに来てくださいませ。

Cheng Po-Chunさんの「物質」、
Chen Cin-Maoさんの「再現」、
Zhang Chun-Minさんの「無人の所」。



国立台湾藝術大学出身のChen Cin-Maoさんによる、
女性をモチーフにした絵画作品が並んでいます。

日本での展示は今回が初めて。

6年前にDFGギャラリーに出展経験があるZhang Chun-Minさんから声をかけられたことが、今回のグループ展の開催となるきっかけという。
全く違う世界観と個性を持つ3人の作品は、一つの空間の中でいい感じに馴染まれています。




髪や足元、唇など、あえて全部を見せないような、
全体のうちの特定の一部分をフォーカスして細部まで繊細に描かれていて、どこか色っぽく、ミステリアスな空気が漂います。




Zhang Chun-Minさんの作品は「無人」でまとめた、
人物のいない、自然と動物をモチーフの風景画がメインとなっています。
アクリルで描かれて優しい筆致。




Zhang Chun-Minさんによる、アクリルとクレヨンを使って表現した
「遺留在眼中逝去的風景(The passing scence/記憶の中の風景)」。

濃淡の違う色で重ねた植物に躍動感が感じられます。
風に吹かれて葉と葉が擦れ合って、サラサラと鳴る音が聞こえてくるのかのよう。




こちらはアリスのワンダーランドをイメージに描かれた儚い世界。
散りばめられている赤い花が宝石のようなキラキラ、強いインパクトが感じます。

来年4月11日から5月9日まで、Zhang Chun-MinさんとChen Cin-Maoさんによる二人展が台湾台北の「私藝術空間」というギャラリーにて展示される予定なのだそう。
機会があれば是非お立ち寄り下さいませ。




こちらの作品は「Nudibranchia」というタイトル。
真ん中のテーブルで並んでいるのはすべてCheng Po-Chunさんによる立体作品。

柔らかい紙で仕上げられ、裸鰓目をモチーフにした不思議な形にしている生き物を表現しています。




紙と貝などを使ったミックスメディアは、まるで深海の底に生き残る生物のような、独特な雰囲気が醸し出されています。


展示は12/21まで、
感性を刺激するこの空間へぜひ足をお運びくださいませ。

-Artist Profile-

Cheng Po-Chun(鄭伯君)

https://www.facebook.com/Po-Chun-Cheng-Artist-%E8%A1%8C%E6%97%85%E8%97%9D%E8%BF%B0-149494115188361/

Chen Cin-Mao(陳沁懋)

https://www.facebook.com/aagpx

Zhang Chun-Min(張純敏)

https://www.facebook.com/chunmin.zhang.5
https://www.chunminzhang.com/


【展示スペース:WEST 1-D】
staff jessie