Ellie/佐藤めろん/なぱみ/富士高なす/BONS
2018.10.2-2018.10.8
[EAST 204]
女性作家による、女の子のための女の子をテーマにした展示が開催されています。
『女の子』を通した各作家の持つ世界観を存分にお楽しみください。
全景その1
全景その2
Ellieさん@_angellie_は名古屋在住の作家さん。
柔らかな水彩で描かれる透明感溢れるガーリーな少女たちの、ゆるくほんわりした
空気感に癒されます。
しかし少し大人びた眼差しからは、少女が女性への階段を登る途中であることが伺えます。
生意気そうに斜に構え、こちらを見つめる女の子。
なぱみさん@7ppiyaの描く女の子は、まるで一人前の女性に憧れ、背伸びをしている
、少女と女性の間のような女の子という印象。
虚勢を張っているような女の子たち、しかしふっくらとした顔のラインから伺える
幼なさにいじらしさを感じます。
富士高なすさん@nasu_fuji、今回はデジタルとアナログで両方作品を出展しています。
くるくる表情が変わる女の子たちが印象的な富士高さんの作品。
元気いっぱいな女の子がいる一方、一見普通だけでも鬱屈とし、
正気と狂気の間にいるような女の子がいたり、、画面の女の子たちの素直な感情表現に
こんな瞬間あるある、、と思わず共感してしまいました。
静寂と雨音が似合うBONSさん@bons027の女の子。
寂しそうな瞳の少女、その見つめる先にはきっと同じく孤独をかかえた誰かがいる。
慰めるためか、それとも自身の淋しさを埋めるためか、”誰か”にそっと寄り添う
情景が浮かびます。
淡い滲みの彩色が特徴的な佐藤めろん:@satomrnさん。
シックでモードな服に身を包んだレディのルージュに目が釘つけ。色気も纏いながら
芯を感じるキリリとした表情がたまりません。
背景とのコントラストも、より表情を引き立てるスパイスになっております。
会場内ではグッズも販売。
実は原画など日に日に増えているそうですよ。
会期は8日まで。
どうぞお立ち寄りください。
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staff minako